- Bitgetから仮想通貨を出金する方法をスマホ・PCに分けて図解で解説
- 出金前に知っておくべきルールを解説
- じつはBGBトークンをステーキングすることで出金手数料が無料になる
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公式サイト：https://www.bitget.com/ja/
目次
Bitget（ビットゲット）で押さえておくべき出金ルール
BItgetから出金には以下の「押さえておくべき出金ルール」5つを知っておかなければスムーズに出金できない可能性があります。
Bitgetで押さえておくべき出金ルール
- 出金手数料と最低出金額
- 出金反映にかかる時間
- 1日の出金限度額
- トラブルルールへの対応
- 基準変更により本人確認レベル1が必須化
- 現物アカウントへの資産移動
出金手数料と最低出金額
Bitgetから出金する際の主な銘柄の手数料は下記の通りです。Bitgetの出金手数料は出金額に関係なく、仮想通貨の種類と使用するネットワークによって異なります。
主要な通貨の出金手数料と最低出金額
| 銘柄 | ネットワーク | 出金手数料 | 最低出金額 |
|---|
| BTC | BTC | 0.00008 BTC | 0.001 BTC |
|---|
| ETH | ETH | 0.0016 ETH | 0.0098 ETH |
|---|
| LTC | LTC | 0.001 LTC | 0.1 LTC |
|---|
| BCH | BCH | 0.0001 BCH | 0.01 BCH |
|---|
| XRP | XRP | 0.2 XRP | 22 XRP |
|---|
| EOS | EOS | 0.08 EOS | 1 EOS |
|---|
| USDT | TCR20 | 1 USDT | 10 USDT |
|---|
| USDT | ERC20 | 6 USDT | 1 USDT |
|---|
| USDT | BEP20 | 0.33 USDT | 0.001 USDT |
|---|
Bitgetではこのほかに取り扱っている銘柄ならば出金することが可能ですが、送金先（出金先）で取り扱っていない場合は注意が必要です。
出金先で取り扱っていない銘柄を選択すると通貨を失ってしまう場合があるので、必ず取扱のある通貨か確認してから出金してください。Bitgetの他の手数料については「Bitget手数料記事」を参照してください。
出金反映にかかる時間
Bitgetの出金反映にかかる時間は、通常30分から1時間以内に完了します。
しかし、ビットコインのような人気の仮想通貨は出金反映に時間がかかる場合があります。なぜなら、ネットワークが混雑していたり、取引数量が多かったりすると遅延する可能性が高いからです。具体的には以下の流れに沿って送金処理されます。
仮想通貨送金の流れの仕組み
- Bitget側での処理
- オンチェーンでの処理
- 取引所やプライベートウォレットでの処理
特に、オンチェーンでの処理はネットワークが混雑していると送金処理が遅れますが、送金の処理能力が優れている仮想通貨なら、数秒の処理で終わるので遅延はありません。たとえば「SOL」や「XRP」「MATIC」などは処理能力に優れているため、遅延なく送金処理が可能な通貨です。
1日の出金限度額
Bitgetでは本人確認（KYC認証）が完了している場合としていない場合とで、1日の出金限度額が異なります。
KYC認証が完了していない方は基準変更により出金できません。逆にKYC認証を完了している方は300万ドルまで出金可能です。さらに、VIPレベルに応じて出金限度額は多くなります。
BitgetのVIPレベルは5段階まであり、毎日AM 10:00に過去30日間の取引量や資産額に応じて自動で更新されます。1日の出金限度額は以下の表にまとめました。
1日の出金限度額
| 出金限度額 | 出金限度額 |
|---|
| KYC認証未完了 | 出金不可 |
|---|
| KYC認証済み（VIP以外） | 300万ドル |
|---|
| KYC認証済み（VIP 1） | 600万ドル |
|---|
| KYC認証済み（VIP 2） | 800万ドル |
|---|
| KYC認証済み（VIP 3） | 1,000万ドル |
|---|
| KYC認証済み（VIP 4） | 1,200万ドル |
|---|
| KYC認証済み（VIP 5） | 1,500万ドル |
|---|
本人確認レベル1を必須とすることで不正な取引やアカウント乗っ取りを防ぎ、ユーザーの資産を保護する目的もあります。また、本人確認レベル1が完了していないと出金以外にも入金や取引も制限がかかっているため何もできません。
アカウント乗っ取りなどから資産を守るために必要な工程なので、出金申請する前に忘れずに本人確認レベル1を完了させてください。
トラベルルールへの対応
トラベルルールとは、テロ組織への資金供給やマネーロンダリングの防止を目的としており、受取人のウォレットアドレスと一緒に取引の詳細な情報を提供する仕組みです。
トラベルルールの対応状況は取引所によって異なるため、取引所によっては送金できない場合や海外取引所への入出金を禁止している場合があります。ですが国内取引所からBitgetに送金したことがあれば、Bitgetからの出金も問題なく行えます。念のため、BItgetへの送金に対応している国内取引所を一覧表にまとめました。
なお、トラベルルールにより海外業者との送金できないときは、メタマスクなどのプライベートウォレットを経由して送金すれば問題ないので、焦らず対応してみてください。
基準変更により本人確認レベル1が必須化
2024年7月20日より本人確認（KYC認証）のルールが変更になりました。今までは、本人確認未完了でも1日2万ドルまでは出金できましたが、2024年7月20日以降は出金するためには本人確認レベル1の完了が必須になっています。
詳しい本人確認の手順は「Bitget登録方法解説記事」で紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
さらに本人確認を行わないと、以下の制限がかかります。Bitgetで幅広く取引するためにも本人確認を完了させ制限を解除してください。
本人確認未完了でかかる制限
- Bitgetでの入出金
- P2P取引
- コピートレード
- キャンペーンへの参加
現物アカウントへの資産移動
Bitgetから出金できるのは現物アカウントにある資産だけです。
先物アカウントにある資産は、そのままでは出金できません。先物アカウントにある資産を出金したい場合は、以下の手順で現物アカウントに資産を移動させることで出金できます。
Bitgetから出金できるのは現物アカウントにある資産だけです。
先物アカウントにある資産は、そのままでは出金できません。先物アカウントにある資産を出金したい場合は、以下の手順で現物アカウントに資産を移動させることで出金できます。
出金方法
ここでは実際にBitgetから出金する手順を「スマホアプリで出金する方法」と「パソコンで出金する方法」の2パターンで解説していきます。
今回はビットフライヤーを例に入金アドレスの取得方法を解説しますが、他の国内取引所でも以下の手順で入金アドレスを取得できます。
スマホアプリで出金する方法
スマホアプリから仮想通貨を出金する流れは以下のとおりです。
スマホアプリで出金する手順
- ビットフライヤーで入金アドレスを取得する
- Bitgetで出金手続きする
【スマホ版】出金方法
（タップで開く）
STEP
ビットフライヤーで入金アドレスを取得する
ビットフライヤーのアプリにログインして「入出金」→「イーサリアム」をタップします。
「入金」をタップして、表示される入金アドレスをコピーしてください。
コピーしたあとは、Biygetのアプリに移動します。
STEP
Bitgetで出金手続きする
Bitgetのアプリにログインして「資産」→「出金」の順にタップします。
イーサリアムをタップし、出金タイプ選択画面で「オンチェーン出金」をタップしてください。
出金画面が表示されるので、先ほどコピーしたアドレスを出金アドレスに貼り付けます。
アドレスタグがある通貨の場合は、アドレスタグに宛先タグを貼り付けてください！
アドレスとアドレスタグを入力したあとは、出金額を入力後「出金」をタップして注文内容に問題なければ「確認」をタップします。
最後にメールと認証アプリの2段階認証のコードを貼り付け「確認」をタップすれば出金完了です。
パソコンで出金する方法
パソコンから仮想通貨を出金する手順は以下のとおりです。
パソコンで出金する手順
- ビットフライヤーの入金アドレスを取得する
- Bitgetでビットフライヤーのアドレスを登録する
- Bitgetで出金手続きする
【パソコン版】出金方法
（タップで開く）
STEP
Bitgetでビットフライヤーのアドレスを登録する
BItgetにログインして「右上のマーク」→「出金」をクリックしてください。
出金情報を入力する画面が表示されたら、通貨の選択欄から「ETH」を選びます。
出金先が「オンチェーン出金」になっていることを確認し、ネットワークを選択します。
出金アドレスの欄には、先ほどコピーしたアドレスを貼り付けてください。
通貨によっては「タグ」の入力欄があるのでビットフライヤーでコピーしたタグを貼り付けて、すべて入力したら「次へ」をクリックします。
BGBトークンのステーキングで出金手数料が無料に！
ステーキングとは対象の仮想通貨を保有して、ブロックチェーンの稼働に貢献した報酬に保有している仮想通貨を受け取れる資産運用の1つです。
Bitgetの独自トークンであるBGBトークンをステーキングすると、ステーキング金額に応じて出金手数料を一定回数無料にできます。他にもBitget独自トークンのBGBを保有すると以下のメリットがあります。
- 現物取引手数料の割引
- 出金手数料の無料化
- VIPメンバーシップの獲得
- BGB抽選への参加
特に、現物取引手数料の割引や出金手数料の無料はBitgetをメインで利用する方にとっては大きなメリットです。なお、ステーキング金額に応じた出金手数料無料の詳細は以下に表にまとめました。
ステーキング金額による無料出金回数
| レベル | ステーキング金額 | 無料出金回数 |
|---|
| 1 | 2,500 BGB | 1回 |
|---|
| 2 | 12,500 BGB | 3回 |
|---|
| 3 | 60,000 BGB | 10回 |
|---|
| 4 | 240,000 BGB | 30回 |
|---|
| 5 | 1,000,000 BGB | 100回 |
|---|
BGBをステーキングするためには、まずはBGBの購入が必要です。Bitgetの現物取引を使って必要なBGBを準備できたら、以下の手順でステーキングを進めてみてください。
Bitgetのステーキング手順
- 資産からBitget Earnを選択する
- BGBステーキングを選択する
- ステーキング金額を入力する
現物取引を使った仮想通貨取引の流れやステーキングの詳しい手順については、「Bitget使い方記事」で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
出金できない原因・対処法
BItgetでは以下のケースでは出金を進められません。
Bitgetから出金できない原因・対処法
- 出金先のアドレス・情報の入力ミス
- Bitgetの最低出金額を満たしていない
- ネットワークが混雑している
対処法も併せて紹介するので、出金を進める前にチェックしてください。上記でも解決できないときの連絡先として最後に「サポートへの問い合わせ先」を紹介しておきます。
出金先のアドレス・情報の入力ミス
出金が反映されない原因で1番多いのが「出金先アドレスや情報の入力ミス」です。この間違いをしてしまうと最悪送金した資金を失ってしまう危険性があります。
たとえば、間違った出金先アドレスに送金した場合、実際にアドレスが存在していると送金されます。また、BTCとBHC、ETHとETCなどアドレス形式がよく似ていると通貨の場合はエラーにならず送金されてしまうためケースもあるため注意が必要です。
出金先のアドレスや情報の入力ミスを防ぐ1番の方法は「コピー＆ペースト」を徹底することです。特にアドレスの他に出金先情報が必要な通貨（XRPやEOSなど）は通貨の特徴をよく把握し、入力ミスや入力忘れがないようにしてください。
初めて出金する場合は出金情報を登録すると共に、少額でテスト送金して問題なく着金するか確かめてから残額を送金しましょう。
Bitgetの最低出金額を満たしていない
Bitgetでは保有している通貨が最低出金額と出金手数料、ネットワーク手数料を合わせた金額を超えていないと出金できません。
以下の表に、主要な銘柄の最低出金額を表にまとめました。自分の保有額が最低出金額を満たしているか表を見て確認してください。
Bitgetの最低出金額
| 銘柄 | ネットワーク | 最低出金額 |
|---|
| BTC | BTC | 0.001 BTC |
|---|
| ETH | ETH | 0.0098 ETH |
|---|
| LTC | LTC | 0.1 LTC |
|---|
| BCH | BCH | 0.01 BCH |
|---|
| XRP | XRP | 22 XRP |
|---|
| EOS | EOS | 1 EOS |
|---|
| USDT | TCR20 | 10 USDT |
|---|
| USDT | ERC20 | 1 USDT |
|---|
| USDT | BEP20 | 0.001 USDT |
|---|
ネットワークが混雑している
出金したにも関わらず届かないときは、ネットワークが混雑しており出金処理に時間がかかっている可能性が高いです。理由はネットワークの処理能力にも限界があり、取引数の増加などでネットワークが混雑すると処理が遅れ遅延するからです。
Bitgetからの出金反映時間は、通常30分から1時間とされているので遅れている場合は1日様子を見てください。ただ、仮想通貨によってはネットワークが複数あるため処理速度が速いネットワークを利用すれば、迅速に処理され出金できます。
【重要】解決できない時はサポートに問い合わせる
Bitgetへの問い合わせ方法は上記の2つから選べますが、おすすめは365日24時間対応のオンラインチャットです。メールも365日24時間対応していますが、回答の早さはオンラインチャットが断トツです。
急ぎの問い合わせははチャット、急ぎではない問い合わせはメールと使い分けてみてくださいね！
オンラインチャットを使った問い合わせ方法は以下の手順です。
オンラインチャットでの問い合わせ手順
スマホの場合
「もっと見る」→「カスタマーサポート」の順でタップして「オンラインカスタマーサービス」から問い合わせできます。
PCの場合
トップページ右下の「ヘッドフォンマーク」をクリック。
「オンラインカスタマーサービス」から問い合わせできます。
出金に関するよくある質問【Q＆A】
最後にBitgetの出金でよくある質問を紹介します。疑問点や不安を解消して、よりスムーズに取引をしてください。
仮想通貨を現金化する方法はありますか？
Bitgetでは、仮想通貨を現金化する方法はありますが、日本円には対応していません。
Bitgetで利用できる法定通貨は以下の4種類です。
利用できる法定通貨の種類
- ユーロ
- トルコリラ
- ブラジルレアル
- ロシアルーブル
ただし、出金に対応している法定通貨は「ロシアルーブル」を除いた3種です。
出金が保留中にキャンセルできますか？
Bitgetの出金は、以下のステータス以外であればキャンセルできます。
出金金額を修正したいときや出金自体をやめたいときに有効です。キャンセルしたいときは、上記ステータスに変わる1分以内にキャンセルする必要があります。
出金をキャンセルする方法は「資産」→「出金」の順に進み「取消」をタップすればキャンセルできます。
出金キャンセルおすすめ設定
出金キャンセル」することがあるかもと言う場合は、出金申請から1分以内に取り消しができる「出金キャンセル機能」をONにしておくのがおすすめ。
設定手順はまず「左上のマーク」→「＞」の順にタップします。
「セキュリティ」→「出金設定」の順にタップして、出金キャンセルが青色でONになっていれば大丈夫です。灰色の場合は設定がOFFなので、タップしてONにしてください。
Bitgetからメタマスクに出金する方法は？
メタマスクへの出金する手順は、出金先アドレスの取得先が取引所からメタマスクに変わるだけです。
メタマスクのアドレスを取得する方法は、メタマスクにログイン後「Account 1」の下に表示されているアドレスをタップしてコピーします。
あとは、コピーしたアドレスをBitgetの出金手続き画面でペースト（貼り付け）します。後の手続きは「Bitget（ビットゲット）から出金する方法」を参照してください。
Bitgetで出金履歴を確認する方法はありますか？
Bitgetで出金履歴を確認するには「資産」→資産状況の「出金」の順にタップすると出金履歴を確認できます。
注文日をタップすれば過去3ヶ月までの入出金履歴が閲覧可能です。
Bitgetで出金制限がかかることはありますか？
セキュリティ設定の「資金コード」がONの状態でログイン認証の方法の変更やOFFにすると、出金が24時間制限されます。
たとえば、ログイン認証を認証アプリからSMS認証に変更した場合は、変更した時点から24時間は出金できません。
制限がかかると24時間経過するまでは、出金できないので注意してください。
まとめ
今回は、BItgetから出金する方法を解説しました。Bitgetからの出金は仮想通貨の取扱いの基礎知識があれば、誰でも簡単にできます。最後にもう一度、Bitgetから出金する手順のおさらいです。
Bitgetからの出金・送金手順
- 本人確認レベル1の完了
- 2段階認証の設定
- 出金先の取扱い通貨の確認
- 現物アカウントに資金を移動
- 出金先の送金アドレスを取得する
- Bitgetから出金手続きを行う
出金する通貨によって手数料が異なりますが、BItgetトークンのBGBをステーキングすることで一定回数、手数料を無料にできます。仮想通貨は法定通貨と違った点があるので、この記事を熟読し間違った出金方法をしないように注意してください。
Bitgetは「コピートレード」や「レバレッジ125倍の取引」など初心者から取り組みやすい環境を提供している海外仮想通貨取引所です。ぜひ、Bitgetの特徴を最大限利用し稼いでいただき、この出金記事が役立つようになっていただければ幸いです。
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参考文献
