ビットコイン
BTCは27日22時時点で6万6,635ドル付近まで下落し、3月の月次リターンがマイナスに転じた。コイングラスの月次リターンデータによると、3月の下落率は-0.53%となっている。
3月もマイナスなら2018〜2019年以来の過去最長タイ

ビットコインは2025年10月から5カ月連続で月次マイナスリターンを記録している。内訳は2025年10月-3.69%、11月-17.67%、12月-2.97%、2026年1月-10.17%、2月-14.94%だ。
この5カ月連続マイナスは、2018年8月から2019年1月にかけて記録された6カ月連続に次ぐ歴代2番目の長さである。3月もマイナスで終えれば、その記録に並ぶ過去最長タイとなる。
ただし記録更新が確定したわけではない。月初値と現在価格の差はわずか約0.5%で、残り4日間で月初値を上回ればプラスに転換する。3月は月中に7万ドル台まで回復する場面もあっただけに、週末の値動き次第では反転の余地は残されている。
一方で下落圧力は強い。2025年10月の史上最高値12万6,000ドルからの下落幅は現在の水準で約47%に達しており、2018年のベアマーケットで記録された最大下落率56.26%にも接近しつつある。
悲観ムードが漂う一方で、歴史が示すデータには注目すべき点もある。
2018〜2019年に6カ月連続マイナスを記録した直後、ビットコインは一転して5カ月連続プラスを記録した。コイングラスのデータによると、2019年2月+11.14%、3月+7.05%、4月+34.36%、5月+52.38%、6月+26.67%と急回復し、この5カ月間の累積リターンは300%を超えている。
もちろん過去のパターンが今回も繰り返される保証はない。当時と現在ではマクロ環境や市場構造が大きく異なる。だが、長期にわたる下落の後に急激な反発が起きた前例があるという事実は、月末に向けた攻防を見守るうえで押さえておくべきデータだ。
関連:ビットコイン、重要抵抗帯突破できず──2022年型の下落継続リスクも
関連:ビットコイン、レンジ相場は”強さの証”か──OBVブレイクと資金流入
- ビットコインは27日に6万6,635ドルまで下落し、3月の月次リターンがマイナス圏に転落した
- このまま3月をマイナスで終えれば、2018〜2019年に並ぶ過去最長タイの6カ月連続下落となる
- 月初値との差はわずか約0.5%で、月末までの残り4日間でプラス圏を回復できるかが焦点




