東証グロース上場のバリュークリエーション(9238)は6日、保有する暗号資産ビットコイン(BTC)をすべて売却し、500万円の売却益が発生したと発表した。2026年2月期第3四半期の営業外収益として計上する。売却理由は「保有資産の効率化を図るため」としている。
8月に再購入したBTCを約2カ月で全売却
バリュークリエーションは複雑な売買経緯を辿っている。同社は2025年8月14日に「暗号資産売却益の計上に関するお知らせ」を開示し、その時点で保有する暗号資産をすべて売却して残高をゼロにしていた。
しかし、その6日後の8月20日に「暗号資産(ビットコイン)の追加購入に関するお知らせ」を開示し、再びビットコインを取得。今回はその8月20日に購入したビットコインを売却したものだ。
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今回の売却内容は以下の通り:
- 売却枚数:6.16399BTC
- 平均売却単価:1,801万9,450円
- 売却簿価:1億566万2,929円
- 売却益:500万円