SBIホールディングス傘下の暗号資産交換業者であるSBI VCトレード株式会社は30日、東証スタンダード上場の株式会社リミックスポイント(3825)と連携し、大口顧客向けに特別サービスを提供する「SBIVC for Prime」を通じてビットコイン取引・保管・運用における各種サポートを開始すると発表した。
国内3位のビットコイン保有企業をサポート
連携先のリミックスポイントは、2024年よりビットコインを中核に据えた財務戦略を推進しており、2025年9月時点で国内上場企業中3位の保有枚数を記録している。同社は2024年11月から金融投資事業を新たなコア事業として本格始動し、戦略的にビットコインの備蓄を進めている。

今回の連携により、リミックスポイントはSBI VCトレードの「SBIVC for Prime」を通じてビットコインの取引・保管・運用を高度化していくことになった。
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3つの評価ポイント
SBI VCトレードによると、リミックスポイントが連携を決定した主な評価ポイントは次の3点。
安心・安全のSBIグループとして東証プライム上場のSBIホールディングス傘下で法令に則りサービス提供、大口取引における特別スプレッドでのOTC取引提供、期末時価評価税の適用除外サービスとして1年以上の移転制限など一定条件下での法人課税適用除外が挙げられる。
リミックスポイントは電力小売事業を中心としたエネルギー事業と蓄電池事業を展開しており、実業で培ったエネルギー分野の知見を活かした持続可能なビットコインエコシステム構築を目指している。