ロシア最大手銀行、仮想通貨取引の試験開始──BTCやUSDT、12月に全顧客へ

ロシア最大手銀行、仮想通貨取引の試験開始──BTCやUSDT、12月に全顧客へ
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shoko-koyama
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Highlights
  • 8日、ロシア最大手行ズベルバンクがアプリで暗号資産取引の試験を開始。BTC、ETH、USDTなどを扱う
  • 12月1日から全顧客への提供を計画。取引できる銘柄の最終的な一覧はロシア中銀の下位規則で決まる
  • 同行は6日付で中銀のデジタル保管機関の登録簿に載った5社の1つ

ロシア最大手の銀行ズベルバンクは8日、アプリ「SberBank Online」で暗号資産(仮想通貨)の取引の試験を始めたと発表した。RIAノーボスチ通信が伝えたプレスリリースによると、同行は暗号資産の購入、売却、入金、出金のサービスを準備しており、12月1日から全顧客に提供する計画だ。

ズベルバンクの暗号資産サービス、BTCやETH、USDTを試験

試験の段階では、ビットコイン(BTCBTC)、イーサリアム(ETHETH)、ステーブルコインのUSDT(USDTUSDT)などを扱える。同行は、傘下の投資サービスが開いたイベントで、個人向けのサービスの使い方を実演した。

ただし、取引できる暗号資産の最終的な一覧は、ロシア中央銀行の下位規則で決まる。同行は、正確な開始時期も、中銀の規則の施行しだいだとしている。

ロシアの経済紙ヴェドモスチによると、暗号資産の取引は、SberBank Onlineのほか、投資アプリ「SberInvestments」と法人向けの「SberBusiness」でも利用できるようになる。

同行は9月、許可された暗号資産をルーブルに交換するサービスや、デジタル保管機関での保管を顧客に提供する計画も示していた。同紙によると、SberInvestmentsには暗号資産のウォレットを設ける。

ズベルバンクの準備、中銀の登録簿への登録から2日で試験

ロシアでは9月1日、「デジタル通貨とデジタル権利に関する法律」が施行された。ズベルバンクは、法律の施行の前から、暗号資産の取引に向けた準備を段階的に進めてきた。

時期ズベルバンクの動き
2026年7月12月1日までに暗号資産取引の基盤とデジタル保管機関を立ち上げると表明
9月1日法人顧客向けに、暗号資産での国際決済を開始
10月6日ロシア中銀のデジタル保管機関の登録簿に登録
10月8日SberBank Onlineで暗号資産取引の試験を開始
12月1日全顧客への提供を計画

インタファクス通信、ヴェドモスチ紙、RIAノーボスチ通信の報道と、ロシア中銀の登録簿をもとにJinaCoinが作成

7月の表明は、アレクサンドル・ヴェジャヒン第1副頭取の発言として同行の広報が公表し、インタファクス通信が伝えた。同氏は、デジタル保管機関が顧客の暗号資産の権利を記録し、顧客の指示に基づくウォレットの取引を担うと説明していた。

ロシア中銀が公表したデジタル保管機関の登録簿では、ズベルバンクは10月6日付で登録された5社の1つだった。

同じ日には、VTBも保管機関と交換業者の両方の登録簿に載っている。JinaCoinは中銀の登録を伝えている。

ヴェドモスチ紙によると、ズベルバンクは、6日にロシアで初めて中銀のデジタル保管機関の登録簿に載ったとしている。登録簿では、同行を含む5社がいずれも6日付で登録されている。

関連:ロシア中銀、暗号資産業者を初登録──ズベルバンクとVTBが入る
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仮想通貨歴6年。ニュース記者歴4年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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