ビットコインの.bitcoinドメインを2社が申請──mempool運営者も名乗り

ビットコインの.bitcoinドメインを2社が申請──mempool運営者も名乗り
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水澤 誉往
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Highlights
  • ICANNが7日に公開した新gTLDの申請一覧で、「.bitcoin」を申請したのは2社と判明
  • アイデンティティ・デジタル系は一般向け、mempool.spaceの運営者は登録者を限るコミュニティ申請
  • 2026年の募集は当事者間の私的な調整を禁止。コミュニティ優先審査か、ICANNのオークションで決着

インターネットのドメイン名を管理する非営利団体ICANNは米国時間7日、2026年の新しいトップレベルドメイン(gTLD)の申請一覧を公開した。この中で、「.bitcoin」は2社が申請していた。1社はドメイン登録管理会社アイデンティティ・デジタルの関連会社、もう1社は暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTCBTC)のブロックエクスプローラー「mempool.space」の運営者で、登録者の範囲や運営方針が大きく異なる。

.bitcoinを申請した2社、一般向けとコミュニティ限定

項目Bird Pepper, LLCWiz & Associates, S.A. de C.V.
所在地米国(デラウェア州法人)エルサルバドル
背景アイデンティティ・デジタルの関連会社。最終的な支配者はイーソス・キャピタル系の法人mempool.spaceの運営者。ジェイソン・ダンブロシオ氏が支配
申請の種類一般向けコミュニティ申請
登録できる人限定しないネットワークの運営、開発、サービスに携わる人に限る
収益の扱い記載なし総収入の21%をビットコインの開発と基盤に拠出
ICANNの2026年募集の申請公開サイト(10月8日取得)をもとにJinaCoinが作成

Bird Pepperは、申請書で「.bitcoin」を「分散型のデジタル資産としてのビットコインの概念」に関わる名前空間と説明した。個人、企業、団体など幅広い利用者を想定し、ドメイン登録事業者を通じて販売するという。

一方のWizは、ビットコインの分野ではなりすましや詐欺が絶えず、利用者が本物の事業者と偽物を見分ける手段がないと指摘した。

登録の条件に、ノードの運営やソフトウェアの開発など、外部から確認できる役割を課すことで、ドメインそのものを本物の目印にするとしている。ビットコインを保有・購入しているだけでは登録できない。

Wizは、ビットコインのソフトウェアに組み込まれた7つのDNSシード(新しいノードが接続先を探す仕組み)の1つを運営しているほか、エルサルバドル国家ビットコイン局のサイトも同国政府のために運営しているという。登録する名前を競売にかけたり、高値で販売したりする仕組みは設けないとした。

申請書には、55の団体・個人による56通の書面が添えられた。このうち51通がコミュニティ内からの支持の表明で、ブロックストリーム、ライトニング・ラボ、ビットコイン・マガジンを発行するBTC Inc、マイニングプールのフォーンドリーやアントプールなどが名を連ねる。

Wizは申請書で、商業目的の事業者との競合を予想していたと記している。ブロックチェーン上で「.bitcoin」の名前をすでに販売している事業者も、申請の意向を示していたという。

.bitcoinの行方、コミュニティ優先審査かオークション

同じ文字列に複数の申請がある場合、2026年の募集では申請者どうしの私的な調整が禁じられている。ICANNは、コミュニティ申請が優先される審査か、ICANNのオークションで決着をつけるとしている。

コミュニティ優先審査は、コミュニティ申請だけが選べる仕組みだ。審査を通れば、競合する一般向けの申請より優先される。通らなければ、ICANNのオークションに進む。

ICANNの申請一覧の公開時点で、「.bitcoin」の2件はいずれも審査前の処理の段階にあり、異議申し立ては公表されていない。

今回の申請一覧は1,615件で、ICANNによると2012年以来の募集となる。

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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