ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者として知られるロバート・キヨサキ氏は30日、自身のX(旧ツイッター)で2026年の投資戦略について見解を投稿した。金、銀、石油、食料、ビットコイン、イーサリアムを「最も安全な投資先」として挙げている。
政府債務とイラン戦争がインフレを加速させる
キヨサキ氏は今回の投稿で、2つの構造的リスクを指摘した。1つ目は、政府による際限のない通貨発行を「偽のお金の印刷」と表現し、国家債務は増大する一方でドルの貯蓄者が損失を被り続けるという点である。
2つ目はイラン戦争だ。同氏はこの紛争が長期化すると見ており、原油価格の上昇を通じてさらなるインフレを引き起こすと主張している。
そのうえで同氏は、「学校に行き、良い成績を取り、就職し、税金を払い、貯蓄し、401kやRRSPで株式・債券・投資信託・ETFの分散ポートフォリオに長期投資せよ」という従来型の助言を「最大の敗者を生み出すクールエイド(盲信)」だと切り捨てた。米国債についても「安全だという最大の嘘」と断じている。
キヨサキ氏は「人生の大半を通じて、印刷できるものは偽物だと認識してきた」と述べ、2026年に最も安全な投資先として金、銀、石油、食料、ビットコイン
BTC、イーサリアム
ETHを挙げた。同氏が暗号資産としてビットコインだけでなくイーサリアムも明示的に推奨するのは、近年の投稿で定着した傾向だ。
なおキヨサキ氏の予測は過去に的中しなかったケースも多く、同氏自身も「私を信じないでほしい。あなたにとって何が本物かを考えてほしい」と締めくくっている。
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