サークル、USDCと米ドルの1対1での交換継続を発表=報道

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目次

サークル、USDCと米ドルの1対1での交換継続を発表

USDC(USDコイン)を発行するステーブルコイン企業Circleは日本時間12日未明、米ドルと1:1での交換を継続するとプレスリリースで発表した。

プレスリリースによると、USDC準備金は米国債と現金を組み合わせており、77%(324億ドル)が米国債、23%(97億ドル)がシリコンバレー銀行(SVB)を含む各金融機関で現金保有されている。

Circle社はシリコンバレー銀行にUSDC準備金の約8%にあたる33億ドルを預けていた。今回、シリコンバレー銀行破綻に伴う精算リスクからUSDCはディペッグし、一時0.88ドル台まで落ち込んだ。

Circle社は、現地時間13日から通常通り業務を再開し、USDCと米ドルとの1:1での交換に対応すると述べている。不足分は社内リソースから補填し、必要であれば外部融資を求めるという。

シリコンバレー銀行の管財人に任命されたFDIC(米連邦預金保険公社)は現在、ライセンスごとシリコンバレー銀行を買い取り、精算を引き受ける企業が現れることを待っている状態でとなっている。顧客資金の償還についてはいつ開始されるのか、開始されたとしても100%の資金が戻ってくるのか、不透明な状況だ。

以下、USDCのチャートである。記事を執筆している12日12時(日本時間)、USDCの価格は0.97ドル台まで上昇している。


関連:USDCがディペッグ|米シリコンバレー銀行破綻が原因か
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参考文献

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この記事を書いた人

斎藤 俊介のアバター 斎藤 俊介 ライター・ディレクター

2021年に下位アルトコインのノード運用とNFT投資から仮想通貨の世界に入り、2022年より暗号資産(仮想通貨)ライター職に従事。2022年11月からJinaCoinに参加し、現在ライター・ディレクターを兼務。ブルーチップNFT「MAYC」のホルダーになるのが目標。

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