東証グロース上場の株式会社モブキャストホールディングス(3664)は19日、ソラナ(SOL)の保有量が1万3,849SOL(約3.5億円相当)に到達したことを発表した。10月24日から12月19日までの期間で、平均取得単価2万5,272円で取得を進めている。
ステーキング報酬は月間100万円規模に
同社によると、ステーキング報酬はSOLベースで着実に積み上がっており、現在の価格水準では月間100万円単位の規模に達している。複利効果によるさらなる成長が確認されつつあるという。
また、11月27日に発表したソラナ財団認定バリデータプログラム(SFDP)ライセンスの取得に基づき、試験的にバリデーター運用を開始した。加えて、LST(リキッド・ステーキング・トークン)の活用についても検討を開始するなど、DAT事業(デジタル・アセット・トレジャリー事業)の高度化と収益基盤の拡張を進めている。
同社は「短期的な相場変動に過度に依存することなく、ステーキング収益の獲得や中長期的な価値向上、さらにはコア事業である『ソーシャル・エンターテインメント&メディア事業』との連携を見据えた、安定的かつ戦略的な取得を継続する」と説明している。
取得資金の原資は、10月3日に発行した第36回新株予約権の行使により調達した資金。暗号資産の保有残高は四半期ごとに時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上する予定だ。同社は将来的に50万SOL規模の運用を目指しているという。
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