マイナウォレットは6日、ウォレットアプリ「マイナウォレット」で、日本円建てステーブルコイン「JPYC
JPYC」の発行と償還をアプリ内で完結できる機能の提供を始めた。JPYC株式会社が提供する「JPYC EX連携API」を使い、JPYC EXでの手続きをアプリから行えるようにした。
マイナウォレット、JPYC EXとの連携で発行・償還をアプリ内で完結
これまでマイナウォレットでJPYCを使うには、JPYC EXに別にログインして発行や償還を予約し、ウォレットに戻って受け取りの確認や償還用の送金をする必要があった。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| アカウント連携 | アプリ内のブラウザでJPYC EXの画面を開き、ウォレットアドレスの登録もアプリ内で完了 |
| 発行 | 予約からJPYCの受け取りまでをアプリ内で完結。都度のログインやアドレスの手入力は不要 |
| 償還 | 予約から償還用の送金までをアプリ内で完結。予約金額は送金画面に自動で入る |
発行・償還の審査、追加の認証、申し込みの受付と確定は、従来どおりJPYC株式会社が行う。利用には、JPYC EXでのアカウント登録、本人確認、出金口座の登録を済ませ、アプリをv1.2.2以上に更新する必要がある。
同社によると、マイナウォレットはマイナンバーカードの公的個人認証を使うノンカストディアルウォレットで、パスキー認証のためシードフレーズの管理は不要。スマートアカウント(ERC-4337)を採用し、償還時の送金のガス代は同社が負担するが、Ethereumなどでは手数料がかかる場合がある。
JPYCの流通量、9月24日から8.02%減
JinaCoinのJPYCダッシュボードによると、JPYCの総流通量は6日15時15分時点で36.369億JPYCだった。集計を始めた9月24日の39.539億JPYCから3.17億JPYC、率にして8.02%減った。
| チェーン | 9月24日 | 10月6日 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| ポリゴン | 19.921億 | 18.916億 | −5.04% |
| イーサリアム | 10.474億 | 9.318億 | −11.04% |
| カイア | 8.129億 | 7.149億 | −12.06% |
| アバランチ | 1.015億 | 9,859.958万 | −2.86% |
| 合計 | 39.539億 | 36.369億 | −8.02% |

前日分の発行は2,820.689万JPYC、償還は3,785.207万JPYCで、差し引き964.518万JPYCの償還超過だった。
DEX上の価格も、4つのチェーンすべてで1円を下回っている。JPYCは9月、韓国のアップビットでも一時1円を割り込んだ。
USDCとJPYCのプールの実勢レートから算出した参考値で、1円からの乖離率はポリゴンが−0.255%、イーサリアムが−0.553%、カイアが−0.753%、アバランチが−0.238%だった。
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