フランクリン・テンプルトンのXRP現物ETF、NYSEアーカが承認

shoko-koyama
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Highlights
  • フランクリン・テンプルトン(運用資産1.5兆ドル)のXRP現物ETFが21日にNYSE Arcaから上場承認を取得した
  • グレースケールのXRP現物ETF(GXRP、手数料0.35%)も同日承認され、本日11月24日から取引を開始する
  • 21SharesのXRP現物ETF(TOXR、手数料0.50%)も先週承認され、米国で複数のXRP現物ETFが相次いで承認された

世界的資産運用会社フランクリン・テンプルトンが申請したXRP現物ETFが、ニューヨーク証券取引所NYSEアーカから上場承認を取得した。NYSEアーカが21日付で米国証券取引委員会(SEC)に提出した認証書で明らかになった。

承認を受けたのは「Franklin XRP ETF」で、フランクリンXRPトラストのシリーズとして1934年証券取引法に基づき上場および登録が認証されている。

複数のXRP ETF承認、グレースケールは本日取引開始

NYSEアーカは同日、グレースケール・インベストメンツのXRP ETF(ティッカー:GXRP)も承認しており、GXRPは本日24日から取引を開始する。グレースケールのETFは運用手数料0.35%で、3番目の純粋な現物XRP ETFとなる。

関連:NYSE、グレースケールのXRP・ドージコインETF上場承認──24日上場予定

さらに先週、21シェアーズのXRP ETFもCboe BZX取引所から上場承認を取得した。21シェアーズのETFはティッカーシンボル「TOXR」で取引される予定で、運用手数料は0.50%と公表されている。

フランクリン・テンプルトンは運用資産1.5兆ドル超を誇る世界有数の資産運用会社だ。同社のXRP ETF参入は、伝統的金融機関が暗号資産市場へ本格参入する流れを象徴する動きとなる。

XRP現物ETFの承認は、2024年初頭のビットコイン現物ETF承認に続く暗号資産ETF市場の拡大を示している。機関投資家にとって、規制された取引所を通じてXRPへアクセスできる環境が整いつつある。

フランクリンXRP ETFの具体的な運用手数料やティッカーシンボル、ローンチ時期については今後の発表が待たれる。

関連:新XRP現物ETF初日好調、ビットコイン9億ドル流出

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仮想通貨歴5年。ニュース記者歴3年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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