Web3ゲーム「Dragonz Land」のエコシステム強化へ
Venomブロックチェーンを活用したWeb3ゲーム「Dragonz Land(ドラゴンズランド)」を提供する「Dragonz Lab(ドラゴンズラボ)」は10日、Syndicate Capital LPF(LPF=複数の投資家が共同で出資するための仕組み)が主導する資金調達ラウンドで900万ドルを調達したと発表した。

ドラゴンズランドは、Telegram(テレグラム)を活用したクロスプレイ対応のトレーディングカードゲームだ。ゲーム内では16の派閥にわたる、ユニークなNFTカードを収集できる。集めたカードの育成や、プレイヤー同士でのトレードを手軽に楽しめる点が人気を呼び、月間アクティブユーザー数530万人を誇る人気Web3ゲームに成長している。
ドラゴンズラボは今回の資金調達により、ドラゴンズランドのさらなる機能拡張とエコシステムの強化を目指す。具体的な取り組みとして、PvPトーナメントの実施や戦略的なコラボレーション、ロイヤルティプログラムの導入を計画している。
Syndicate Capitalの共同ゼネラルパートナーであり、ドラゴンズラボの取締役であるアンディ・チェン氏は、「Syndicate Capital LPFとのパートナーシップは、ドラゴンズエコシステムにとって大きな飛躍です」と述べた。さらに、Syndicate Capitalが強みとするロイヤルティプログラムの専門知識を活用することで、ドラゴンズラボが目指す「持続可能で魅力的なエコシステム」の実現に大きく貢献する可能性があると語った。
ドラゴンズラボは今後、数ヶ月かけて新しいゲーム機能を段階的に導入する予定だ。プレイヤーの体験をより没入感のあるものにするための機能改善はもちろん、トークノミクス調整などによりコミュニティの活性化も図るという。
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情報ソース:ドラゴンズランド公式X / Investing.com