仮想通貨ニュースまとめ7/16|アーサー・ヘイズがCryptoPunks購入、JPモルガンCEOがステーブルコイン参入表明

JinaCoin編集部
20 Min Read
画像はArthur Hayes氏公式mediumより引用

毎日夜にお届けするJinaCoinの1日まとめ。本日掲載された仮想通貨ニュースの中から、特に注目すべき話題を厳選してお伝えします。

本日のトップニュース

1位:JPモルガンCEO、ステーブルコインへの参入表明

JPモルガンCEO『ステーブルコイン理解できない』も参入表明、米大手銀行が一斉参戦へ
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「理解できない」と批判しながらも競争上の必要性を認める

JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOが決算説明会で「なぜ人々が決済手段としてステーブルコインを使いたいのか、正直、私には理解できない」と本音を漏らしながらも、「我々は傍観者でいるわけにはいかない」と参入を表明。シティグループも追随し、大手銀行がステーブルコイン分野に相次いで参入する構図が明確化しました。

注目ポイント:

  • ダイモンCEOの苦渋の決断と仮想通貨市場の現実
  • シティ、バンクオブアメリカも参入検討
  • 独自の「預金トークン」JPMDはすでに発表済み

詳細記事を読む →


2位:著名投資家アーサー・ヘイズがCryptoPunks購入

アーサー・ヘイズ、クリプトパンクスを46.89ETH(約2,200万円)で購入
OpenSea取引画面より引用

約2,195万円でCryptoPunk #9274を取得

BitMEX共同創業者のアーサー・ヘイズ氏が46.89 ETH(約2,195万円)でCryptoPunk #9274を購入し、X(旧Twitter)のプロフィール画像に設定。「イーサリアムの季節だね」とコメントし、イーサリアム価格の長期上昇に自信を示しました。

注目ポイント:

  • 2017年登場の「NFTの元祖」への投資
  • Web3ステータスシンボルとしての意味
  • NFT市場の価値回復の兆候

詳細記事を読む →


3位:Polymarket、DOJ・CFTC調査が無罪で終了

米司法省とCFTC、仮想通貨予測市場Polymarketの捜査を打ち切り──CEOが喜びの声明

8ヶ月間の調査が「正義は勝利した」で決着

予測市場プラットフォームPolymarketのCEOシェイン・コプラン氏が、司法省(DOJ)および商品先物取引委員会(CFTC)による8ヶ月間の調査が無罪で終了したと発表。FBIによる家宅捜索から始まった調査が、トランプ政権下で終結しました。

注目ポイント:

  • 選挙結果予測の正確性が調査のきっかけ
  • バイデン政権からトランプ政権への政策転換
  • 仮想通貨業界の規制環境改善の象徴

詳細記事を読む →


その他の重要ニュース

ビットコイン13.6万ドルまで上昇余地、でも短期調整リスク

Glassnode分析によると、短期保有者コストベースから1標準偏差まで価格上昇。2標準偏差の136,000ドルまで上昇余地があるものの、利益確定の動きが加速し短期調整リスクが高まっています。
詳細 →

リップル、ドバイ不動産トークン化プロジェクトを支援

リップルがCtrl Altと提携し、ドバイ土地局の不動産トークン化プロジェクトを支援。XRP Ledger上での不動産権限証書トークンの保管・管理を実現します。
詳細 →

トランプ大統領、GENIUS法案の可決を後押し

トランプ大統領がTruth Socialで「クリプトウィーク」を宣言し、ステーブルコイン規制法案「GENIUS法案」への支持を表明。下院議員11名との協議も実施しました。
詳細 →

柴犬コイン、上昇準備完了目前

ミームコインチャート分析では、柴犬コイン(SHIB)が1時間足中期HMAの波形上昇により上昇圧強化の構図。ドージコイン(DOGE)は短期下落トレンド継続中。
詳細 →

アジャイルメディア・ネットワーク、BTC購入開始

東証グロース上場のアジャイルメディア・ネットワークが1,000万円でビットコイン購入を開始。1億円投資計画の第一歩として、ドルコスト平均法で段階的取得を実施。
詳細 →

カリフォルニア州、CoinbaseとRippleと行政改革連携

ギャビン・ニューサム州知事が「カリフォルニア・ブレイクスルー・プロジェクト」を発表。CoinbaseやRippleなどの仮想通貨企業と州政府が連携し、行政サービス改善に取り組みます。
詳細 →

主要仮想通貨のテクニカル分析

XRP(短期調整も史上最高値挑戦は射程圏)、BTC(118,190ドル付近で調整継続)、ETH(買われすぎ解消の調整局面)、SOL(上昇転換でロング視野)の詳細分析。
詳細 →


今日の市場まとめ

本日は「伝統金融の仮想通貨参入加速」と「規制環境の改善」が注目された1日でした。JPモルガンCEOのステーブルコイン参入表明は、長年仮想通貨を批判してきた銀行界の巨頭が現実を受け入れた象徴的な出来事となりました。好むと好まざるとにかかわらず、金融の未来がデジタル資産にあることを銀行家自身が認めた格好です。

一方、アーサー・ヘイズ氏のCryptoPunks購入は、NFT市場の価値回復と、影響力ある投資家による先行的なポジション取りとして注目されます。2017年登場の「NFTの元祖」への投資は、信頼性の高いデジタル資産が再び注目される兆候かもしれません。

Polymarketの調査終了は、バイデン政権からトランプ政権への政策転換を象徴する出来事。「正義は勝利した」というコプラン氏の言葉は、仮想通貨業界の規制環境改善への期待を表しています。

ビットコインは136,000ドルまでの上昇余地を残しながらも、短期的な調整リスクが高まっており、投資家は慎重な姿勢を保つ必要があります。


JinaCoinをフォロー

次回の「仮想通貨ニュース速報」は明日7月17日(木)夜に配信予定です。


この記事は2025年7月16日22時時点の情報に基づいています。仮想通貨投資にはリスクが伴いますので、投資判断は自己責任で行ってください。

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

Share This Article
JinaCoin編集部です。JinaCoinは、株式会社jaybeが運営する仮想通貨情報専門メディアです。 正確性・信頼性・独立性を担保するため編集ガイドラインに沿って、コンテンツ制作を行なっています。 一般社団法人 ブロックチェーン推進協会所属
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA