【11/6 仮想通貨ETF動向】6日ぶりにビットコイン、イーサリアムが流入 安堵感広がる

shoko-koyama
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6日の米国暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコインとイーサリアムの現物ETFに6日ぶりの資金流入がみられ、ソラナも堅調な資金流入を維持した。

ビットコイン(BTC)現物ETFの動向

ビットコイン現物ETFは2億3,990万ドルの純流入。6日ぶりに資金流入へ転じた。

IBIT(iShares Bitcoin Trust ETF)に1億1,240万ドル、FBTC(Fidelity Wise Origin Bitcoin Fund)に6,160万ドルなど全4銘柄に資金が流入し、流出した銘柄はなかった。

ETF開始以来の累計純流入額は605億300万ドルとなった。

イーサリアム(ETH)現物ETFの動向

イーサリアム現物ETFは1,250万ドルの純流入。6日ぶりの資金流入となったものの、流入額は比較的小規模にとどまった。

ETHA(iShares Ethereum Trust ETF)に800万ドル、FETH(Fidelity Ethereum Fund)に490万ドルなど全3銘柄に流入した一方、流出はETHE(Grayscale Ethereum Trust ETF)の350万ドルのみだった。

ETF開始以来の累計純流入額は139億2,600万ドルに拡大した。

ソラナ(SOL)現物ETFの動向

ソラナ現物ETFは2,920万ドルの純流入を記録。

流入はBSOL(Bitwise Solana Staking ETF)のみで、GSOL(Grayscale Solana Trust ETF)では流入・流出ともになかった。

ETF開始以来の累計純流入額は3億2,300万ドルとなり、初めて3億ドルを突破した。


Bitwise、ドージコイン現物ETF上場に向け一歩

資産運用会社ビットワイズは6日、米証券取引委員会(SEC)にドージコイン(DOGE)現物ETFの登録届出書の修正版(Form S-1/A)を提出した。文書には「This registration statement shall hereafter become effective in accordance with the provisions of Section 8(a) of the Securities Act of 1933」と明記されており、SECによる介入がなければ20日以内に有効化される見通しとなっている。

有効化が完了すれば、Bitwise Dogecoin ETF(ティッカー:BWOW)はNYSE Arca上場へ向けた最終段階に進む見込み。正式承認が近い可能性が高く、市場の注目が集まっている。


6日の米国仮想通貨市場では、6日ぶりにビットコイン、イーサリアム、ソラナの3資産の現物ETFに資金が流入した。流出基調が一服し、ETF全体では資金の流入基調が再び強まった。需給の改善が意識され、市場では価格上昇への地合いが整いつつあるとの見方が広がった。

市場には安堵感が広がるなか、ビットワイズがドージコイン現物ETFの上場手続きで進展を見せた。9月18日に上場したレックス・シェアーズの同種ETFに続く動きとなるか注目される。

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仮想通貨歴5年。ニュース記者歴3年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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