【速報】ビットコイン10万ドル到達 仮想通貨チャート分析:ビットコイン、イーサリアム、リップル、シンボル

廣野倭佳菜
19 Min Read

ビットコイン(BTC)価格分析

BTCUSD(ビットコイン/ドル)-1day(日足)2024年12月05日
BTCUSD-1day

ビットコインの価格は今日5日午前11時頃に100,000ドルに到達し、執筆時現在、価格は103,000ドルまで跳ね上がっている。昨日4日水曜日の取引では前日比+2.87%で締め切られ、陽線を付けた。

昨日の取引で、月足レベルの平行上昇チャネルの明確な上抜けに成功し、今後は、この月足抵抗線がサポートに転換して底堅い相場を形成し、さらに価格を押し上げやすい相場環境になっている。移動平均線の位置関係も良好で、2週間ほど前まではローソク足と短期移動平均線の乖離幅が大きかったが、移動平均線が追いついてサポートされやすくなったことで、今後さらに上昇を目指した相場を形成しやすいと推測される。フィボナッチ・リトレースメントを使用した分析では、100,000ドル到達後の目先の目標価格は105,600ドル付近になると推測される。

BTCUSD(ビットコイン/ドル)-4hour(4時間足)2024年12月05日
BTCUSD-4hour

4時間足では、11月中旬ごろから形成されていた三角持ち合いの明確な上抜けに成功した。昨日までは、95,000ドルから97,300ドル付近までのレンジを形成し、95,000ドルを下抜けた場合は日足でダブルトップが形成されることによって、長い調整相場になることが懸念されていたが、完全に否定された。現在、三角持ち合いや月足レベルの平行チャネル上限線付近に溜まっていた損切りを巻き込んだショートスクイーズが起こり、非常に強い上昇トレンドが発生している。

イーサリアム(ETH)価格分析

ETHUSD(イーサリアム/ドル)-1day(日足)2024年12月05日
ETHUSD-1day

イーサリアムは昨日、前日比+6.18%で大きく上昇し、最高で3887.24ドルをつけた。

日足では、月足レベルの三角持ち合いの上抜けに成功した。週足や月足などの上位足では依然として上ヒゲになっておりローソク足実体で上抜けたわけではないため、近日中の値動きで抵抗される可能性はあるが、テクニカル的には非常に好調で、今後も上昇しやすい相場環境になっている。移動平均線は、中期、移動平均性が長期移動平均線上抜けたことでパーフェクトオーダーが完成した。RSIは依然として67付近を示しており、まだ上昇の余地があることを示唆している。長期目線では、今週の週足で月足レベルの三角持ち合いを上抜けて確定されるのかが注目ポイントになると考えられ、上抜けに成功した場合は、4000ドルが一気に実現可能な目標価格になりそうだ。

ETHUSD(イーサリアム/ドル)-4hour(4時間足)2024年12月05日
ETHUSD-4hour

4時間足では、順調に上昇平行チャネル内を推移している。本日のトレードでは月足三角持ち合い付近でのプライスアクションがトレード戦略の焦点になると予測され、ブレイクワンタッチを形成して上昇した場合は、最大で4000ドル手前まで上昇する可能性があると推測される。短期的な調整相場を形成する場合は、短期移動平均線や平行チャネルの下限線が重なる3650ドル付近まで下落する可能性がある。

リップル(XRP)価格分析

XRPUSD(リップル/ドル)-1day(日足)2024年12月05日
XRPUSD-1day

リップルは連日強い上昇が続いていたが、2日連続で陰線をつけて、昨日の取引では前日比-6.02%だった。2027年最高値の2.474ドルを下回り、高値の切り下げが確認できる。現在は2.236ドルから2.04ドル付近で取引されている。週足RSI90を超える程のバブルらしい上昇トレンドが発生していたため、ローソク足と移動平均線の乖離幅が広がり、調整相場になりやすいことが予測されていた。価格は最大で2021年高値の1.96ドル付近や、心理的節目である2ドル付近まで調整される可能性があると推測される。また、移動平均線が追いついてくるまでは、2021年高値から2017年高値までのレンジを形成しやすいと考えられる。

アルトコインバブル相場の天井を示すサインの代表として、「月足RSI90」が一つの目安とされている。現在、月足RSIは79付近を示しているため、2ドル付近まで押し目を形成した場合は、短中期目線のロングを検討できる環境になり、相場は今回のバブルで利益獲得のチャンスを逃したトレーダーにもう一度チャンスを与えてくれるかもしれない。

シンボル(XYM)価格分析

XYMUSD(シンボル/ドル)-1day(日足)2024年12月05日
XYMUSD-1day

シンボルは昨日1.61%上昇し、7日連続陽線で確定した。

週足レベルで意識されている0.03344ドル付近の水平線を目指して順調に上昇チャネル内を推移する相場が続き、極めて堅調な動きを見せている。

日足では、RSIは85付近を示しているため、相場の過熱感が懸念される状況になってきた。今後の相場予想としては、過熱感を一度冷やすために、週足水平線付近で抵抗される可能性が高いと考えられ、レンジを形成して底固めを行い、移動平均線が追いついてきたタイミングでまた大きく上昇しやすい環境が整うと推測される。日足レベルでの調整相場の可能性はあるが、依然として週足RSIは75、月足RSIでは36を示しているため、天井までは程遠いと予測される。また、移動平均線ではパーフェクトオーダーを形成していることから上昇トレンドの強さを認識することができ、中長期的には上昇が継続しやすい環境になると考えられる。

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使用インジケーター

  • トレンドライン 
    • 月足:白 週足:黄色 日足:緑 4時間足:赤 1時間足:青
  • 水平線 
    • 最高値or直近高値:ピンク 
    • 最安値or直近高値:水色 
    • レジサポライン:紫
  • SMA(単純移動平均線)
    • 短期(25日):赤 
    • 中期(50日):黄
    • 長期(200日):緑
  • ボリンジャーバンド
    • 30SMA

使用オシレーター

  • MACD、RSI、出来高

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仮想通貨やFX、AI系について執筆活動をするWebライター。海外留学中に為替をはじめとした金融マーケット情報に興味を持ち、2023年に仮想通貨とFX業界に参入。市場動向を常に追いかけ、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を両方取り入れた市場解析やシナリオ構築が得意。
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