暗号資産損益計算サービス「クリプタクト」、Uniswap v3に対応

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目次

暗号資産の損益計算サービス「クリプタクト」、世界最大級の分散型取引所「Uniswap v3(ユニスワップ・バージョン3)」に対応

暗号資産(仮想通貨)の自動損益計算サービス「クリプタクト」を運営する株式会社pafin(パフィン)は18日、クリプタクトの「DeFi/NFT取引の自動対応」機能において、世界最大規模の分散型取引所「Uniswap v3(ユニスワップ・バージョン3)」および「PancakeSwap v3(パンケーキスワップ・バージョン3)」の対応を開始したと発表した。

DEX(デックス:分散型取引所)は、NFT市場が活況だった2021年を起点とする暗号資産業界の盛り上がりとともに注目を集めた。DEXではイールドファーミングなどさまざまな方法で報酬を受け取れるが、分散型であるがゆえに取引履歴の取得の困難さや、確定申告のための計算方法が明確でないケースが多く、損益計算の難易度が非常に高いことが課題であった。

2018年に世界初のDEXとしてローンチしたUniswapは、これまで3回のバージョンアップを経て世界最大のシェアを誇っている。v3へバージョンアップした際には、柔軟な手数料設定や「集中流動性」といった機能が搭載されたことでより複雑な構造となったため、取引内容を識別して解析するのは時間と知見が必要であり、損益計算がさらに困難になっていた。集中流動性とは、流動性提供者として流動性を提供する際にその価格範囲を指定するもの。Uniswap v2 で採用していた無限範囲の流動性提供と比べ、資金効率を高める仕組みである。

クリプタクトでは従来のUniswap v2への対応に加えて、Uniswap v3にも対応し、技術的にも難しい複雑な取引内容の識別と解析の効率化を実現した。また、BNB Smart chainにおいて預かり資産1位(2024年1月時点)のDEXであるPancakeSwapのv3にも対応。これらにより、ユーザーはより簡単に税務処理を行うことが可能となる。

関連:仮想通貨損益計算サービス「クリプタクト」、「OpenSea」と連携

Uniswap(ユニスワップ)について

Uniswapはイーサリアムブロックチェーンのスマートコントラクト機能を駆使した「AMM(Automated Market Maker、自動マーケットメイカー)型」のDEXである。2024年1月時点で40億ドル以上の預かり資産がある分散型取引所だ。

関連:Uniswap(ユニスワップ)V2とV3の違いは?切り替え方法も解説

参考文献

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この記事を書いた人

Webライター兼仮想通貨ブロガー。JinaCoinでは主に仮想通貨やNFTゲームに関するニュース記事を執筆。
経歴は新潟県出身。一般社員であったが、インフルエンサーのイケハヤ氏のYouTubeをきっかけに仮想通貨に興味を持ち、2020年1BTC価格125万円で0.01BTCを購入し、仮想通貨投資を始める。同時期に「ゆーたかブログ」を開設、NFTや仮想通貨について発信している。オンラインサロンでSEO勉強の傍ら2022年Webライターとしても活動を始め、個人事業主として開業。FP3級保有。現在はFP2級取得を目指し勉強中。
仮想通貨投資活動:現物保有・NFT保有・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン・イーサリアム
趣味:投資・読書・バスケ

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