- リップル(XRP):日足短期HMAを下抜けすれば下落再開、2.2ドルが焦点
- ビットコイン(BTC):1時間足で下降ダウ成立なら103,500ドルまで下落
- イーサリアム(ETH):1時間足中期HMA下抜けで3,400ドルを目標に下落
- ボンク(BONK):日足短期HMA下抜けで0.0000131ドル付近を試す展開
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドから2.2ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値、もしくは日足短期HMA直上
リップル(XRP)は現在、2.39ドル付近を推移している。昨日から短期的な下降トレンドを形成して下落を続けていたが、4時間足一目均衡表雲上端で反発し、現在は1時間足中期HMAを上抜けしている。
この動きによって短期的な下落圧は一旦弱まったと判断できる。ただし4時間足MACDはマイナス圏を維持しており、日足・4時間足では下降のパーフェクトオーダーが成立していることから、中長期的には依然として下落優勢の状態にある。
したがって、今後日足短期HMAを下抜けし、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した場合は、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドから2.2ドル付近までの下落を狙うことができるだろう。
長期的には、上記の値動きとなった際に4時間足ボリンジャーバンドがエクスパンションするかに注目したい。エクスパンションが発生すれば下落圧力の強さが示唆され、中長期的には1.9ドル付近までの下落を想定する展開も考えられる。一方、ボリンジャーバンドで反発する場合は2.2ドルを下限とした中期的な横ばい相場への移行が想定されるが、日足中期HMAを上抜けしない限りは下落圧が継続していると判断できるため、引き続き売り目線での対応が妥当だろう。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 103,500ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、108,600ドル付近を推移している。朝方には106,650ドル付近をサポートとして反発し、短期的に上昇の値動きを見せた。しかし4時間足および日足のMACDはいずれもマイナス圏に位置しており、全体としては下降トレンドの押し目形成局面と判断できる。
したがって、今後1時間足で下降のダウ理論が成立し、日足短期HMAを明確に下抜けする動きとなれば、103,500ドル付近までの下落を狙う展開が有力だ。
長期的には103,500ドル付近に価格が到達した際に4時間足ボリンジャーバンドがエクスパンションするかに注目だ。エクスパンションした場合は売り圧が強いと判断でき、中長期は98,000ドル付近までの下落を想定できると思われる。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを上抜けせずに1時間足中期HMAを下抜け
- ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3,400ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
イーサリアム(ETH)は現在、3,830ドル付近を推移している。本日に入り1時間足レベルで下降のダウ理論を成立させながら日足短期HMAを下抜けし、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近まで下落した。その後は大きく反発し、1時間足中期HMAを上抜けして日足短期HMA直下まで戻す展開となっている。
今回の下落では4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションが確認できなかったため、短期的な下落圧は一時的に弱まっているとみられる。ただし4時間足および日足MACDはいずれもマイナス圏を維持し、4時間足・日足ともに下降のパーフェクトオーダーが成立していることから、依然として下落優勢の構図は崩れていない。
したがって、今後1時間足長期HMAを上抜けせずに1時間足中期HMAを下抜けし、ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴って1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した場合、3,400ドル付近までの下落が想定される。
一方で、日足短期HMAおよび1時間足長期HMAを明確に上抜けする動きが見られた場合は、短期的な下落リスクはいったん後退する。しかし、日足中期HMAを上抜けしない限りは全体として戻り売り優勢の局面とみられ、再び下方向への値動きには警戒が必要だと思われる。
ボンク(BONK)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMA及び1時間足長期HMAを価格が上抜けしない
- 1時間足レベルでの下降トレンドが継続、もしくはダウ理論が成立
- 日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.0000131ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
ボンク(BONK)は現在、0.00001400ドル付近を推移している。昨日から短期的な下落トレンドを形成し、本日早朝には日足短期HMAを一時的に下抜けしたものの、維持できず上昇に転じ、現在は1時間足中期HMAを上抜けしている。
しかし、4時間足および1時間足の長期HMAを明確に上抜けできていない点から、依然として下落圧が残る状況と判断できる。したがって、今後再び下落に転じ、日足短期HMAを下抜けした場合は、0.0000131ドル付近までの下落が想定される。
中長期的には、上記のような下落となった場合、4時間足ボリンジャーバンドがエクスパンションを伴うかに注目したい。エクスパンションが確認された場合、下落圧力が強まる可能性があり、段階的に押し目を形成しながら0.0000112ドル付近までの下落が進行する展開も考えられる。
一方で、4時間足ボリンジャーバンドで反発が見られる場合は、中期的に横ばい相場へ移行する可能性もあるが、少なくとも4時間足長期HMAを上抜けしない限りは下落優勢の構図が続くため、引き続き売り目線で相場を判断する局面が続くだろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7