- リップル(XRP):2.8ドル割れで下降再開、2.67ドルを下値目標
- ビットコイン(BTC):111,500ドル下抜けで下降トレンド成立
- イーサリアム(ETH):日足長期HMA割れで3,900ドルを目指す
- アバランチ(AVAX):日足短期HMA上抜けで36ドルへ上昇
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 2.8ドルを下抜け
- 1時間足レベルでレジサポ転換もしくは下降のダウ理論成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.67ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、2.84ドル付近を推移している。22日の下落以降、2.8ドルをサポートに横ばい推移が続いていたが、1時間足長期HMA付近を起点に1時間足中期HMAを下抜けする動きを見せている。
現状では2.8ドルがサポートとして機能していると思われるため、このラインの下抜けが必要である。ただし現在の値動きは4時間足レベルでの押し目形成後の下落再開につながる可能性が高い。今後2.8ドルを下抜けし、1時間足レベルでレジサポ転換もしくは下降のダウ理論が成立した場合、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドに沿って2.67ドル付近までの下落が想定されるだろう。
長期的には2.67ドル付近に日足ボリンジャーバンドロワーバンドが控えているため、この水準が一端の下限と推測できる。ただし、日足レベルで下降のパーフェクトオーダーが成立すれば下落圧力が増すと思われる。その場合、日足レベルで押し目を形成して再度下落に転じれば、2.34ドル付近までの下落を想定する必要があるだろう。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAから日足短期HMA付近から下落の値動きとなる
- 111,500ドルのサポートを下抜け
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 107,400ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、112,360ドル付近を推移している。22日の下落以降、111,500ドルをサポートラインとしつつ、日足中期HMAを跨ぐ形で4時間足レベルの売られすぎからの解消の値動きとなっている。
現状では4時間足長期HMAを上抜けしない限り下落優勢の相場と判断できる。今後、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドから価格が乖離し売られすぎが解消されれば、再び下落基調が再開すると思われる。具体的には、1時間足長期HMAから日足短期HMA付近を起点とした下落で111,500ドルのサポートを下抜け、1時間足レベルで下降トレンドが成立した場合、短中期的に107,400ドル付近を目標とするショートポジションが検討できるだろう。
さらに107,400ドルを下抜けすれば下降のダウ理論が成立するため、105,000ドル付近までの下落も視野に入ると思われる。長期的に下値余地を意識しつつ、直近の戻り局面には注意が必要だ。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近から下落に転じ日足長期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで下降のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3,900ドル付近
- 損切り目安:
- 3,900ドル付近
イーサリアム(ETH)は現在、4,165ドル付近を推移している。現在は日足長期HMAに支えられ横ばいの値動きとなりつつ、4時間足レベルでは売られすぎ解消の展開を見せている。
現状のチャート配置は下降トレンドを形成しており、現在の値動きは下降の押し目形成と読み取れる。そのため、今後1時間足長期HMA付近から下落に転じ、日足長期HMAを下抜けして1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した場合、3,900ドル付近までの下落を目標としたショートポジションが検討できるだろう。
長期的には3,900ドル付近に日足ボリンジャーバンドロワーバンドが位置しており、この水準が当面の下限と見られる。ただし、上記シナリオが成立すれば日足レベルで売り優勢の相場に移行することから、さらに下降の押し目を形成した後には3,350ドル付近までの下落も想定できると推測する。
アバランチ(AVAX)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 36ドルから日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
アバランチ(AVAX)は現在、33.8ドル付近を推移している。好材料のファンダメンタルズ要因に支えられ、市場全体の冷え込みとは逆行する形で買い優勢の相場となった。しかし、昨日直近高値を更新した後に日足短期HMAを下抜けし、短期的には上昇圧が減少している状態だ。
それでも4時間足・日足レベルでは上昇トレンドを維持しているため、今後4時間足一目均衡表雲を下抜けしないまま日足短期HMAを上抜けし、1時間足レベルで上昇トレンドが成立すれば、短期的には36ドルから日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近まで上昇する可能性が高いと考えられる。
中長期的には37ドル付近に4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドが位置しており、さらに日足ボリンジャーバンドアッパーバンドも上部に控えているため、現状では上昇余地が限定的であると判断できる。ただし日足中期HMAを割らない限りは上昇基調を維持しているため、日足レベルで押し目を形成した後の上昇を狙う戦略を準備する段階であると推測する。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7