- 昨日61,000ドル付近まで大きな上昇、現在は反発し調整の段階
- 1時間足長期HMA付近で下落が止まったことにより上昇トレンド継続と判断
- 再度上昇を開始すれば62,000ドル付近までの上昇を期待できる
ビットコイン(BTC)価格分析
ビットコイン(BTC)は現在60,245.64ドル付近を推移している。昨日23時以降に大きな上昇を見せたビットコインは、一時61,000ドルを突破した。その後反発し下落したが、1時間足長期HMA付近で下落が止まったことにより再度上昇する可能性がある相場状態だ。
今回の分析では短・中期的な目線で価格動向を探り、直近のエントリーポイントを予測する。
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫
4時間足チャート分析(BTC/USDT)

4時間足チャートでは、昨日上昇への転換の兆しが確認できた後、21時以降(1時間足では23時以降)に大きな上昇を見せ、一時61,000ドルを突破した。現在は反発し60,000ドル付近まで価格が押し戻されている。
しかし、現在価格は4時間足中期HMAの上に位置しているため、1時間足で上昇のサインが確認できれば62,000ドル付近まで上昇する可能性が十分ある。
1時間足チャート分析(BTC/USDT)

1時間足チャートでは、昨日23時以降に大きな上昇後、反発で価格が下落、長期HMAで下落が止められていることがわかる。(チャート①)このことから、現在は上昇トレンドの調整波の段階と判断できる。
今後は価格が短期HMAを上抜けすれば62,000ドルから63,000ドル付近まで上昇する可能性が十分あるだろう。
ただし、「価格が中期HMAもしくは長期HMAを下回った」場合は、再度「中期HMAもしくは長期HMAを価格が上抜けする」までは買いエントリーを控えたほうがリスクは少ない。(チャート②付近)
本日のエントリーポイント、利確・損切り位置
ロング

- エントリーポイント:
1時間足で短期HMAを価格が上抜け確定後 - 利確目安:
日足長期HMA付近(62,000ドルから63,000ドル付近) - 損切り:
直近安値付近(58,900ドル付近)
※価格が中期HMAもしくは長期HMAを下回っている場合は、中期HMAもしくは長期HMAを価格が上抜け後にエントリー
ショート
短期・中期共にエントリーポイントなし
総括(今後の見通し)
ビットコインは昨日の大きな上昇をきっかけに、短・中期で上昇トレンドに突入したと推測できる。現在は上昇の調整の段階と考えられるため、1時間足短期HMAを価格が上抜けを確認後に「買い」ポジションを検討できるだろう。
ただし、まだ日足長期HMAが上部に控えているため、突発的な下落のリスクを考慮し、損切設定は必ずすべきだ。
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