ビットワイズ、米国初のNEAR現物ETF「NRR」を上場

ビットワイズ、米国初のNEAR現物ETF「NRR」を上場
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
水澤 誉往
2 Min Read
Highlights
  • ビットワイズが米国初とするNEAR現物ETF「NRR」を、29日にNYSEアーカで上場
  • 運用報酬は0.75%、保有するNEARはほぼ全量をステーキングする方針
  • NEARのステーキング報酬率は年5.3%(9月25日時点)、報酬はファンドの純資産価値に反映

米暗号資産(仮想通貨)運用会社のビットワイズは29日、NEAR(ニア)の現物に投資する「Bitwise NEAR ETF(ティッカー:NRR)」を上場したと発表した。同日からNYSEアーカで取引が始まり、NEARプロトコルも取引開始をXで告知している。ビットワイズは、NRRを米国で初めてのNEAR現物ETFとしている。

保有NEARのほぼ全量をステーキング

NRRの主な目的はファンドが保有するNEARNEARNEARの価値に連動することで、2つ目の目的としてステーキングによって追加のNEARを得ることを掲げる。ビットワイズは、社内の機関投資家向けステーキングチームを通じて、保有するNEARをステーキングする計画だ。

ファンドの公式サイトによると、償還などに備えて手元に残す流動性準備金は9月28日時点で0%に設定されており、ほぼ全量のNEARをステーキングする。準備金の割合は毎月見直すとしている。ファンドの概要は以下のとおり。

名称Bitwise NEAR ETF(NRR)
上場先NYSEアーカ(9月29日から取引開始)
運用報酬年0.75%
カストディアンCoinbase Custody(コインベース・カストディ)
基準価格の参照指標CME CF NEAR Protocol–Dollar Reference Rate – New York Variant

ビットワイズによると、NEARのステーキング報酬率は9月25日時点の年率で5.3%だった。ただし、これはネットワーク全体の数値で、ファンドの運用成績を示すものではない。報酬はファンドの1口あたり純資産価値(NAV)の増加として投資家に反映され、支払いは保証されていない。

NRRは1940年投資会社法に基づく投資会社ではなく、同法に登録された投資信託やETFと同じ保護は受けられない。

AIエージェント経済への投資手段と位置づけ

ビットワイズは、NEARをAIと暗号資産が交わる領域のブロックチェーンと紹介した。同社が発表で挙げたNEARの特徴は次のとおりだ。

  • 取引プロトコル「NEAR Intents(ニア・インテンツ)」の取引高は320億ドル(約5兆342億円)超で、1年前の10億ドル未満から拡大
  • 6年間の稼働率は100%、取引は約1.2秒で確定し、手数料は1セント未満
  • 時価総額は60億ドル(約9,439億円)超、供給量はすべてロック解除済みで、インフレ率は年2.5%に半減

同社のマット・ホーガン最高投資責任者は、AIエージェントが人に代わって予約や支払い、交換を行う時代には、高速で信頼でき、単一の管理者に依存しない決済基盤が必要になると述べた。NEARプロトコルの共同創設者イリア・ポロスキン氏は、NRRによって米国のより幅広い投資家がNEARの構想に投資できるようになるとしている。

ビットワイズは欧州で、独連邦金融監督庁(BaFin)の承認を受けたNEARのステーキングETPをすでに提供している。米国では、ビットコイン、イーサリアム、ソラナ、XRP、ハイパーリキッドの単一銘柄ETFに続く商品となる。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.32円)

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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