米イーサリアム投資企業ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(NYSEアメリカン:BMNR)は2日、41,788 ETH(約152億円相当)を追加購入したと発表した。これにより同社のイーサリアム
ETH保有量は約428万ETHに達し、その評価額は約1.5兆円にのぼる。
トム・リー会長は強気姿勢維持「ファンダメンタルズは強固」
発表によると、1日時点での同社のポートフォリオは、以下のように構成される。総資産額は107億ドル(約1.6兆円)に達し、世界第1位のイーサリアム・トレジャリーの座を盤石なものとしている。
- 4,285,125 ETH(約1.5兆円)
- 193 BTC
BTC(約23億円) - 著名YouTuberのMrBeastが設立した「ビースト・インダストリーズ」の持分2億ドル(約310億円)
- エイトコ・ホールディングスへの出資分2,000万ドル(約31億円)
- 5億8,600万ドル(約910億円)の現金
同社は保有するイーサリアムのステーキング運用も加速させている。1日時点で、ステーキング中のイーサリアムは2,897,459 ETH(約1兆円)に達し、過去1週間で約88万ETH増加した。
ビットマインの会長トム・リー氏は、足元のイーサリアム価格が2,300ドル近辺まで下落したものの、ファンダメンタルズは強固であると指摘する。1日あたりのトランザクション数やアクティブアドレス数は2026年に入り過去最高を記録しており、過去の弱気相場とは状況が明らかに異なると語った。
リー氏は価格低迷の要因に、市場のレバレッジ不足や貴金属への資金流出を挙げた。だが同社は、基礎的条件が強まる中でのこの反落を「魅力的」な水準と捉え、イーサリアムを買い増している。イーサリアムの有用性と将来性は、現在の価格に正当に反映されていないとの見解だ。
暗号資産データアグリゲーターのDropsTab(ドロップスタブ)によると、ビットマインは現在約64億ドル(約9,900億円)の含み損を抱えている。ファンダメンタルズの強さは事実だが、短期的な財務リスクを懸念する声もあるだろう。投資家は理念よりも「いつ損益分岐点に戻るか」を注視しており、今後のイーサリアムの価格動向次第で、同社の評価は天国と地獄に二分されそうだ。
関連:ビットマイン、ミスタービーストに2億ドル出資──イーサリアムとクリエイター融合
関連:ビットマイン会長「金・銀高騰が暗号資産の本質的価値隠す」
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.5円、1 ETH=366,093円、1 BTC=12,227,820円)
関連銘柄:
ETH
BTC




