Bitgetのローンチプールとは?概要や参加方法を解説

JinaCoin編集部
46 Min Read
この記事をざっくり言うと…
  • Bitget(ビットゲット)ローンチプールの概要:Bitgetのローンチプールは、特定のトークンを預けることで、新規上場トークンや人気トークンを報酬として獲得できるステーキング機能。参加にはBitgetの口座開設とKYC(本人確認)の完了が必要。
  • 参加のメリット:新規上場前のトークンを市場価格よりも早く入手でき、上場直後の価格上昇による利益を得られる可能性がある。また、いつでもステーキングを解除でき、複雑な手続きなしで報酬を獲得できる。
  • 参加方法:Bitgetにログイン後、ローンチプールのページでステーキングしたいトークンと数量を選択し、ステーキングを開始する。報酬はリアルタイムで計算され、ユーザーのアカウントに配布される。

Bitget(ビットゲット)は取引手数料の安さ、安全性の高さ等から人気な取引所として認知されています。Bitgetの機能の1つとして知られているローンチプールは、参加することで人気トークン、新規上場トークンを入手できるものの、参加方法がわからず活用できていないユーザーもいるのではないでしょうか?

この記事ではBitgetのローンチプールの概要、参加方法について詳細に解説します。

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BitgetのLaunchpool(ローンチプール)の概要

ここからはBitgetのLaunchpool(ローンチプール)の概要について解説していきます。

ローンチプールは、特定のトークンを預けることで、報酬として人気トークンや新規に上場したトークンをステーキングすることができる機能のことを指します。

ステーキングとは、保有するトークンを指定された場所に預け、ブロックチェーンの運営に貢献することで報酬を得る仕組みのことです。預ける期間が長く、預ける資産が多いほど得られる報酬は多くなります。

ローンチプールに参加するためには以下の要件を満たしている必要があります。いずれも簡単な条件であり、数十分あれば終わらせることができるでしょう。

  • Bitgetに口座を開設していること
  • KYC(本人確認)を実施していること

なお、これまでにローンチプールで配布されたトークンには以下の表を参照してください。

過去にローンチプールで配布されたトークン
回数キャンペーン期間預けるトークン得られるトークン
第28回2023/3/20 16:00~3/27 16:00BGBIPOR
第27回2022/3/17 22:00~3/22 22:00BGB、GMX、MAGIC、VELAARB
第26回2023/3/17 16:00~3/22 16:00BGBTEM
第25回2023/3/16 16:00~3/21 16:00BGBDZOO
第24回2023/3/14 20:00~3/19 20:00BGBMOVER
第23回2023/3/14 16:00~3/19 16:00BGBUSDT
第22回2023/3/10 19:00~3/15 19:00BGBSMART
第21回2023/3/9 16:00~3/19 16:00BGBVELO1
第20回2023/3/3 16:00~3/8 16:00BGBVAI
第19回2023/3/1 16:00~3/6 16:00BGBAZERO
第18回2023/2/24 16:00~3/1 16:00BGBDPX
第17回(時期不明)BGBIGU
第16回2023/2/10 16:00~2/15 16:00BGB、MDAOMDAO
第15回2023/1/13 16:00~1/18 16:00BGBTIME
第14回2022/12/21 16:00~12/26 16:00BGBTON
第13回2022/11/29 16:00~12/3 16:00BGBPUMLX
第12回2022/11/24 16:00~11/30 16:00BGBBTC
第11回2022/11/10 16:00~11/15 16:00BGBSHIB
第10回2022/11/2 16:00~11/8 16:00JASMYBTC
第9回2022/10/13 16:00~10/17 16:00BGB、NEBLNEBL
第8回2022/10/9 16:00~10/14 16:00BGB、VINUVINU
第7回2022/10/4 16:00~10/9 16:00BGB、ETHFETHF
第6回2022/9/28 16:00~10/3 16:00BGB、TRXTRX
第5回2022/9/23 16:00~9/28 16:00BGB、CHZCHZ
第4回2022/9/19 16:00~9/24 16:00BGB、USDTBGB
第3回2022/9/14 16:00~9/19 16:00BGB、ETCETC
第2回2022/9/9 16:00~9/14 16:00BGB、LUNCLUNC
第1回2022/9/6 16:00~9/11 16:00BGB、XRPXRP

ローンチプールが始まってすぐの時期は人気トークンがメインであるのに対し、最近は新規上場トークンがメインで取り上げられています。また、同時期に複数のトークンが取り上げられていることもあるため、気になるトークンがあれば積極的に参加してみることをオススメします。

Bitgetのローンチプールを利用するメリット

続いて、ローンチプールを利用するメリットを3つ解説します。

メリット
Bitgetのローンチプールを利用するメリット
  • 新規上場トークンを市場に出回る前に入手することができる
  • いつでもやめることができる
  • 複雑な手順なしでトークンを得られる

新規上場トークンを市場に出回る前に入手することができる

新規上場トークンを市場に出回る前に入手することができる

ローンチプールでは、取引所に上場する前のトークンを入手することができます。トークン次第では、上場直後に価格が暴騰することがあるため、大きなリターンを得られる可能性があります。

実際に、第26回のローンチプールで配布されたトークンである「TEM」は上場から10倍以上値上がりしており、第25回の「DZOO」では上場から50倍近く値上がりしています。以上より、新規上場トークンを市場に出回る前に入手することは大きなメリットと考えられます。

いつでもやめることができる

いつでもやめることができる

Bitgetのローンチプールはいつでもやめることが可能です。そのため、仮想通貨市場が不安定で、ステーキングしているトークンの価格が大きく下落しそうな時などは事前に資金を引き揚げることができます。

また、適切なタイミングでローンチプールを解除して、預けたトークンや得られたトークンを売却することで、より高いリターンを得ることも可能となります。

複雑な手順なしでトークンを得られる

複雑な手順なしでトークンを得られる

DEX上でステーキングを行う際は、プラットフォーム選びやウォレットの紐づけといった複雑な手順を踏む必要があり、場合によっては詐欺に巻き込まれることで資金を失ってしまうリスクがあります。

その一方で、BitgetのローンチプールはBitgetのアカウントを保有しており、KYCを行っていれば簡単な操作でステーキングを行うことができます。なお、ローンチプールの参加方法は記事の後半でしっかり解説します。

Bitgetのローンチプールを利用するデメリット

次にBitgetのローンチプールを利用する上でのデメリットについて解説します。

デメリット
Bitgetのローンチプールを利用するデメリット
  • 預けるトークンの価値が下がる可能性がある
  • 利益を得るためにはまとまった資金を入れる必要がある
  • Bitgetが倒産したら資金を引き出せなくなる可能性がある

預けるトークンの価値が下がる可能性がある

預けるトークンの価値が下がる可能性がある

ローンチプールに参加するためには、ステーキングするためのトークンを購入し特定の場所に預ける必要があります。

Bitgetのローンチプールでは、BGBと呼ばれるBitgetのガバナンストークンがステーキングのためのトークンとして指定されることがほとんどです。そのため、BGBの値動き次第ではステーキングしている最中に損失を被ることがあります。

ローンチプールへ参加することで資産をすべて失ってしまうリスクはないものの、価格変動リスクがあることをおさえておきましょう。

利益を得るためにはまとまった資金を入れる必要がある

利益を得るためにはまとまった資金を入れる必要がある

Bitgetのローンチプールは非常に人気のあるサービスであるため、人気トークンや新規上場トークンを手に入れようと毎回大量のBGBが預け入れられます。そのため、少量のBGBを預けても得られるトークンの量はごくわずかでしょう。そのため、ローンチプールで多くのリターンを得るためには、まとまった資金を入れる必要があります。

ただし、ステーキングする期間が長いほど多くのトークンを獲得できます。そのため、少ない資金で参加する場合は、できるだけ長い期間入れておくとよいでしょう。

Bitgetが倒産したら資金を引き出せなくなる可能性がある

Bitgetが倒産したら資金を引き出せなくなる可能性がある

取引所に資金を預ける以上、その取引所の倒産リスクは常に考慮する必要があります。ローンチプールで多くのリターンを得るために大量の資金を入れた直後にBitgetが倒産するといったリスクもゼロではありません。実際に、世界最大規模の仮想通貨取引所であったFTXは破産しており、多くの人が資金がロックされていたことは耳に新しいでしょう。

ただし、BitgetはFTXの破産を受けて、ユーザーの資金保護のための資金を3億ドルに増額しており、その中身としてはBTC、USDT、USDCといった流動性の高いトークンで構成されています。また、BTCの価値が下落したとしても、残高が3億ドルを下回らないようにカバーすると発表しています。

Bitgetのローンチプールの参加方法

ここからは、実際にBitgetのローンチプールに参加する方法を解説していきます。

Bitgetに口座を開設し、資金を入れる

ローンチプールに参加するためには、Bitgetに口座を開設し、資金を入れる必要があります。専用の記事で具体的な方法を記載していますので参照してみてください。

KYC(本人確認)を行う

ローンチプールに参加するための条件として、KYCを完了していることが挙げられます。なお、KYCでは以下の2つをアップロードする必要があります。

  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード等)
  • 自撮り画像

時間帯にもよりますが、数分でBitget側での確認が完了します。

資金を預けてローンチプールに参加する
Bitget_Launchpool-01

資金画面上部の「資産運用」にカーソルを合わせ、「Launchpool」ボタンをクリックし、ローンチプールのページに移動します。ページ内に掲載されているトークンのうち、青いボタンで「今すぐ預ける」と表示されているものが、現在参加できるプロジェクトです。

ローンチプールに参加するためには、対象となるトークンを預ける必要があります。上の図では「BGBを預けて、TEMを獲得」と記載されているため、BGBを預ける必要があります。

参加してみたいプロジェクトの「今すぐ預ける」をクリックし、賭け金の欄に預けるトークンの数量を入力します。入力後に「確認」をクリックしたら参加完了となります。

ステーキングは資金を預けてから2時間後に開始され、1時間ごとに報酬を受け取ることができます。

報酬が得られていることを確認する
Bitget_Launchpool-02

得られたトークン及び数量を確認するためには、ローンチプールのページ右側にある「ローンチプール 総資産」の「履歴」をクリックします。そして、ローンチプールに関する注文一覧のページに移動するため、「注文一覧」の隣にある「利益」をクリックしましょう。すると、「イールドコイン」欄に得られたトークン、「過去時間の利回り」欄に1時間毎に得られたトークンの数量が表示されています。

Bitget_Launchpool-03

1時間ごとに得られた数量だけでなく、トータルで得られた数量を確認することもできます。

画面右上の人型マークにカーソルを合わせ、「ダッシュボード」をクリックします、移動した画面で「総資産」、そして画面中ほどの「取引アカウント」をクリックしていくと、ローンチパッドで得られたトークンの数量を確認することができます。

なお、この時保有していないトークンも含めたすべてのトークンが表示されてしまうため、「少額資産を非表示にします」にチェックを入れておきましょう。

ステーキングを解除する
Bitget_Launchpool-04

ステーキングを解除するには、資金を預けたトークンの欄の「今すぐ預ける」をクリックし、賭け金欄の「償還」をクリックします。

すると、画面中央に数量入力画面が出てくるため、「最大」をクリックした上で「確認」をクリックするとステーキングが解除できます。

Bitgetのローンチプールに関するよくある質問

Q
Bitgetのローンチプールに参加するためには、どのトークンを預ければいいの?
A

Bitgetのガバナンストークンである「BGB」を預けることでローンチプールに参加することができます。「BGB」以外でも良いケースがあるため、ローンチプールのページで確認してみてください。

Q
Bitgetは安全なの?
A

Bitgetは金融ライセンスを取得していること、ユーザーは世界50カ国に200万人以上と非常に多いことを踏まえると安全性は相当高いと言えるでしょう。ただし、どの取引所もハッキングや取引停止になるリスクはゼロではないことを認識して資金を預けるようにしましょう。

Q
Bitgetのローンチプールとローンチパッドの違いはなにですか?
A

ローンチプールは特定のトークンを預け入れることで、対象となっているトークンが配布されるサービスであるのに対し、ローンチパッドは特定の条件を満たすことで、対象となっているトークンを売買することができるサービスのことを指します。

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