ビットコイン
BTCは一時6万5,000ドルを下回り、その後は反発したものの、30日に6万6,000ドル付近で4日連続の陰線を確定した。現在SNS上では、さらなる下落の可能性を示唆する投稿が多く共有されている。
重要サポートライン下抜けで5万ドル前半までの下落も
ビットコイン分析アナリストのNoName氏は30日、自身のXにて、ビットコインの重要サポートについての見解を共有した。
現在、ビットコインは極めて重要なサポートライン付近である6万4,000ドル付近まで下落したものの、そこから一時的に反発を見せている状況だ。
とはいえ、チャート構造を見ると、安値が切り上がっている一方で高値は切り下がっており、収束型の形状を形成している。これは市場のエネルギーが蓄積されている状態であり、近いうちに大きな方向性が出る可能性が高い。
短期的には、このサポートラインからの反発が期待されるものの、上昇したとしてもそれが持続的なトレンドではなく、一時的なフェイク上昇、いわゆる「だまし上げ」となる可能性も否定できない。むしろ、最終的には下方向への大きなブレイク、いわゆる崩壊に向かうシナリオが警戒される。
サポートラインを明確に下抜けた場合「次のターゲットとして5万2,000ドル〜5万5,000ドル付近までの下落が視野に入る」とNoName氏は結論づけた。
過去の急落局面と値動きが酷似、7万2,000奪還が焦点
暗号資産(仮想通貨)トレーダーのDaan Crypto Trades氏は30日、自身のXにて「ビットコインは5万ドル台まで下落する可能性がある」と指摘した。
現在のビットコインは、今サイクル中に2度確認されてきた、レジスタンスブレイク後に急落するというパターンと酷似した動きを見せており、今回も同じシナリオが展開される可能性が意識されている局面だ。
もし今後、地政学的リスクの拡大などによって市場の不安がさらに高まる場合、価格が5万ドル台前半まで下落するシナリオは現実的であるとDaan Crypto Trades氏は分析する。この水準に到達した場合には、現物のビットコインやイーサリアムを段階的に買い増していく戦略も有効だが、現時点で判断を下すのは時期尚早だ。
一方で、下落のシナリオが否定され、市場が落ち着きを取り戻すためには、強気勢が主導権を握るための明確な条件が必要だ。その条件とは、7万2,000ドルの水準の奪還である。このラインを明確に突破できれば、これまで繰り返されてきた下落パターンは否定され、市場の流れが変わる可能性が高まる。
「現在の市場環境ではフェイクニュースや過度な煽りも多いため、余計なノイズに惑わされず、冷静にチャートの動きを見極めることが重要である」とDaan Crypto Trades氏は締めくくった。
ビットコインは現在も上値の重い展開を続けており、いつ再び急落してもおかしくない局面だ。現水準でのトレードは大きなリスクを伴うため、5万ドル付近までの下落、または7万2,000ドル以上への上昇など、明確な動きの発生を待つことも、一つの選択肢と言えるだろう。
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