世界最大級の暗号資産取引所バイナンスは6日、ユーザー資産保護基金SAFU(Secure Asset Fund for Users)で3,600BTC(約2億5,200万ドル、約396億円相当)を追加購入したと公式Xで発表した。これによりSAFU基金の保有ビットコインは6,230枚(約4億3,610万ドル、約685億円相当)に達した。
バイナンスは1月30日、SAFU基金の10億ドル(約1,572億円)相当のステーブルコインを今後30日以内にビットコインへ全額転換する計画を公表していた。今回の購入は同計画の第3弾となる。
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ブロックチェーンデータによると、今回の購入は6日に実行され、平均取得価格は約7万ドル。資金はSAFU基金の専用ビットコインアドレス「1BAuq7Vho2CEkVkUxbfU26LhwQjbCmWQkD」へ移管された。バイナンスは「30日以内の転換完了を目指し、引き続きビットコインを取得していく」と述べた。
SAFU基金は2018年に設立され、取引手数料の10%を拠出してユーザー資産の緊急時保護に充ててきた。バイナンスは1月30日の公開書簡で「ビットコインへの長期的な信念を示し、市場の不確実性の中で業界を支援する」と説明している。
転換後の基金管理方針として、ビットコイン価格の変動により基金の市場価値が8億ドル(約1,258億円)を下回った場合、バイナンスが追加資金を投入して10億ドルへ再調整する仕組みを導入する。同社は「この取り組みは、市場サイクル全体を通じてビットコインとより広範な業界への揺るぎないコミットメントを示すもの」としている。
今回の発表は、ビットコイン価格
BTCが6万ドル台まで急落し市場全体が動揺する中で行われた。バイナンスは押し目買いの姿勢を鮮明にし、業界リーダーとしての存在感を示した形だ。
SAFU基金のビットコイン転換は今後も継続され、30日の期限内に10億ドル相当の転換完了を目指す。バイナンスは「コミュニティへ随時アップデートを共有していく」と述べている。
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