世界最大級の暗号資産取引所バイナンスは2日、6つの暗号資産銘柄を上場廃止すると発表した。対象となるのはアカラ(ACA)、トランチェス(CHESS)、ストリーマー(DATA)、ディーフォース(DF)、アーベゴッチ(GHST)、NKNの6銘柄で、2026年2月13日午前3時(UTC)をもって全ての現物取引ペアの取引が停止される。
デリスト対象銘柄と取引停止時刻は以下の通り。
- Acala (ACA)
- Tranchess (CHESS)
- Streamr (DATA)
- dForce (DF)
- Aavegotchi (GHST)
- NKN (NKN)
取引停止:2026年2月13日 午前3時(UTC)
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デリストの理由と市場への影響
バイナンスは定期的に上場銘柄の見直しを実施しており、流動性の低下、取引量の減少、プロジェクトの開発停滞、セキュリティリスク、規制上の懸念などを基準にデリスト判断を行っている。今回のデリストも、これらの基準に基づいた措置と見られる。
発表直後、対象銘柄の価格は急落した。Bitcoin Sistemi紙は「6つのアルトコインに大幅な価格下落が発生している」と報じており、投資家の間で動揺が広がっている。
デリスト後も対象銘柄の出金は引き続きサポートされるが、バイナンスは全てのユーザーに対し、2026年2月13日午前3時(UTC)までに該当銘柄を売却または出金するよう推奨している。
バイナンス公式発表によると、デリスト後に残高が残っている場合、ユーザーに代わって自動的にステーブルコインへ換金される可能性があるとしている。この措置により、ユーザーが資産を完全に失うことはないが、売却タイミングの選択権は失われる。
バイナンスは2025年に「Vote to Delist(上場廃止投票)」機能を導入し、コミュニティからの意見を反映する仕組みを整備した。また、開発活動が停滞しているプロジェクトを「モニタリングゾーン」に指定し、上場廃止の可能性を事前に示す制度も導入している。
同社は「高品質な取引市場の維持とユーザー保護」を理由に、定期的なデリストを実施する方針を明確にしており、2026年に入ってからも複数回のデリスト発表を行っている。
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