DEX アスター、ゼロガス手数料のブロックチェーン構想発表──株式・先物取引を計画

水澤 誉往
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Highlights
  • 分散型取引所Aster CEOレナード氏が済州島イベントで発表、ゼロガス手数料のプライバシー重視ブロックチェーン構想を公開
  • 株式トークン、先物など伝統的資産の導入計画、Buidlpadと連携し新規プロジェクトのプレマーケット先物取引を提供
  • ガバナンスチェーン、トークンセクション、エコシステムの3本柱で構成、従来のDEXのガス手数料問題を解消

分散型暗号資産取引所(DEX)「Aster(アスター)」のCEOレナード氏は5日、済州島で開催されたバイナンスイベントで「ゼロガス手数料のプライバシー重視パブリックブロックチェーン」を構築し、トレーダー向けサービスを提供する計画を明らかにした。暗号資産アナリストAB Kuai.Dong氏がX(旧Twitter)で報じた。

同氏は「資産面では、将来的に株式トークンや先物など、より多くの伝統的資産を導入する予定」と述べ、新規トークン販売プラットフォームのBuidlpadとの連携も計画している。Buidlpadで新規上場するプロジェクトに対して、プレマーケット先物取引を提供し、迅速な市場価格形成と流動性の実現を目指す。

発表された「アスターの将来ビジョン」は、ガバナンスチェーン、トークンセクション、エコシステムの3つの柱で構成される。プライベートチェーンの採用により、取引手数料をゼロに抑え、トレーダーの負担を軽減する狙いだ。

従来の分散型取引所では、ガス手数料が頻繁な取引の障壁となっていたが、アスターは独自のブロックチェーンでこの問題を解消し、株式や先物といった伝統的金融商品をブロックチェーン上で取引可能にする。新しいプロジェクトの早期流動性提供も差別化要因となる見込みだ。

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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