ソラナ初のAI取引エージェント「Assisterr AI」、100万人登録の衝撃

木本 隆義
9 Min Read

トレードが上手い・速い・安い、Assisterr AI

レイヤー1ブロックチェーン「Solana(ソラナ)」初のAI取引エージェント「Assisterr AI(アシステル・エーアイ)」は5日、登録者数が100万人を突破したことを発表した。

アシステルAIは、AI技術とブロックチェーンを組み合わせることで、市場データをリアルタイムに解析し、自動取引や開発支援など多彩な機能を提供する。開発者のオンボーディングを効率化し、グローバルなコラボレーションを促進するしくみが評判だ。

ソラナの高い処理能力や安価な手数料との相乗効果で、多くの投資家・開発者が関心を寄せている。

自動化の恩恵は本物か

AIとブロックチェーンの融合は、かねてより「次なるビッグウェーブ」として期待されてきた。今回のニュースは、その無限の可能性をあらためて世に知らしめた格好だ。

AIによる取引の自動化は、投資家やトレーダーが睡眠中でも市場分析を継続し、チャンスがあれば即時に取引を実行できる点が最大の魅力。

ソラナプラットフォームが選ばれる理由

ソラナはブロックチェーンの処理速度や手数料の低廉さで知られている。近年はDeFiやNFTの分野でもソラナ上の開発が活発化している。同チェーンの人気は高まる一方である。

革新的な開発者支援とコミュニティ強化

アシステルAIは単に取引アドバイスを行うツールではない。開発者がプロジェクトを立ち上げる際に必要となるリソースやサポートを一元化できる機能を提供し、きわめて効率的に開発を進められる環境を整備している。

AIコパイロット機能によって、プロジェクトに必要な情報をすばやく入手し、問題解決を円滑におこなう。開発者支援やコミュニティ活性化に重きを置いている点がアシステルAIの最大の強みだ。

100万人が示す次の潮流

現在「AI × ブロックチェーンの新時代がついに到来した」という熱気がマスレベルで急速に広がっている。技術面とマーケティングの両面がかみ合った結果、ブロックチェーンに精通していないユーザー層にまでリーチしつつある。

AI神話には要注意

ただし、AIを活用した取引だからといって、必ず利益が確保できるわけではない。AIのアルゴリズムは過去のデータから学習しており、将来の不測の変動リスクを完全には予見できない。

相場が急変した場合、いかにすぐれたアルゴリズムといえども損失を被る可能性があることを理解しておくべきだろう。

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JinaCoinのニュース担当記者。仮想通貨歴は8年。Liskで大損、BTCで爆益。タイの古都スコータイで、海外進出のための市場調査・戦略立案・翻訳の会社を経営。1973年生。東海中高、慶大商卒、NUCB-MBA修了。主著『マウンティングの経済学』。来タイ12年。
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