バイナンス、10万ドル以下の米ドル銀行送金を中断へ

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目次

バイナンスと提携関係にある米シグネチャーバンク、2月1日から10万ドル以下の送金サービス中断を決定、米ドル以外の銀行送金は引き続き利用可能

世界最大手の仮想通貨取引所バイナンスは21日(現地時間)、米ドル銀行決済業務に関し提携関係にある米シグネチャーバンク(Signature Bank)が、10万ドル以下の米ドル送金について2月1日から中断を決定したと発表した。米大手メディア「Bloomberg」が速報した。

以下、本件に関する中国人仮想通貨(暗号資産)リサーチャーWu Blockchain氏のツイートである。

Binance said Signature Bank will only handle user transactions of more than $100,000 as the bank decreases its exposure to digital-asset markets. Some individual users may not be able to use SWIFT bank transfers to buy or sell crypto with/for USD for amounts less than 100,000USD.

Wu Blockchain氏ツイッター

バイナンスは、シグネチャーバンクが10万ドル以上のユーザー取引のみを処理すると述べました。デジタルアセット市場へのエクスポージャーを減少させるためです。一部の個人ユーザーは、10万ドル未満の金額で仮想通貨(暗号資産)を売買する際、銀行送金(SWIFT決済)を使用できない場合があります。

Bloombergの報道によると、シグネチャーバンクはデジタル資産市場へのエクスポージャーを減らすため、最低取引限度額を10万ドルに設定したという。

シグネチャーバンクはクレジットカードとデビットカードによる支払いについては引き続き受け付けており、米ドル以外の銀行送金についても、引き続きSWIFTシステムを通じて処理される。

バイナンスは今回の件を受け、米ドルのSWIFT決済に関する新しい業務提携先となる銀行を「積極的に探している」と強調した。米在住仮想通貨ユーザーの「バイナンス離れ」は避けられない状況となりそうだ。

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参考文献

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この記事を書いた人

斎藤 俊介のアバター 斎藤 俊介 ライター・ディレクター

2021年に下位アルトコインのノード運用とNFT投資から仮想通貨の世界に入り、2022年より暗号資産(仮想通貨)ライター職に従事。2022年11月からJinaCoinに参加し、現在ライター・ディレクターを兼務。ブルーチップNFT「MAYC」のホルダーになるのが目標。

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