仮想通貨融資企業ジェネシス、破産申請へ向けて準備か=報道

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目次

米大手の暗号資産(仮想通貨)融資企業ジェネシス・グローバル・キャピタル、破産申請の準備か

米大手の暗号資産(仮想通貨)融資企業ジェネシス・グローバル・キャピタル(以下ジェネシス)は19日(日本時間)、早ければ今週中にも破産法申請を行う可能性があることを「Bloomberg」をはじめ各社が報じた。

Genesis is laying the groundwork for a bankruptcy filing as soon as this week. The company is working toward a restructuring plan and had swapped proposals with its creditors, some of whom had suggested receiving a mix of cash and equity from DCG.

Wu Blockchain氏ツイッター

ジェネシスは、早ければ今週中にも破産申請を行うため、準備を進めています。同社は再建計画に向けて取り組んでおり、債権者と提案を交換していました。なかには、DCG(ジェネシスの親会社)から現金と株式を組み合わせて受け取ることを提案した債権者もいました。

Bloombergの報道によると、ジェネシスは早ければ今週中にも、米連邦破産法11条(チャプターイレブン)に申請する可能性がある。

チャプターイレブンとは

再建型の企業倒産処理を規定した米連邦破産法の第11条のこと。日本の民事再生法に類似し、旧経営陣が引き続き経営しながら負債の削減など企業再建を行うことができる。経営陣は、申請から120日以内に再建計画を提出し、債権者の過半数かつ債権額の3分の2以上の債権者の同意を得て裁判所の認可を得ることが必要。
野村證券証券用語解説集より引用)

ジェネシスの親会社である暗号資産(仮想通貨)コングロマリット企業デジタルカレンシーグループ(以下DCG)は、22年7月に起きたヘッジファンド「スリー・アローズ・キャピタル(3AC)」の経営破綻後、10億ドル(1,300億円相当)とも噂されるジェネシスに生じた債務を肩代わりするなどの影響で、財務状況が悪化していた。

ジェネシスも同様に、経営状態の悪化が表面化していた。11月、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXがチャプターイレブンを申請した直後、顧客資産の出金を停止していた。

関連:仮想通貨会社Genesis「差し迫った破産申請の計画はない」と声明発表

ジェネシスはまた、米大手仮想通貨取引所ジェミナイ(Gemini)と提携していた仮想通貨レンディングサービス「Gemini Earn」について、11月、サービスを利用中だった約34万人の顧客から預かった9億ドル(1200億円相当)の資産凍結を行い、償還や返金を停止していた。

今月13日、ジェネシス・ジェミナイ両社は米証券取引委員会(SEC)によりGemini Earnが「未登録有価証券の提供」にあたるとして提訴されていた。

関連:米SEC、証券法違反でジェミナイとジェネシスを提訴

関係者が明かしたところによると、債権者、ジェネシス、DCGは再建計画に向けた協議を行っているものの、今のところチャプターイレブン申請の合意には至っていない。債権者のなかには、DCGから現金と株式を組み合わせて受け取ることを提案した者もいたという。

ジェネシスの親会社DCGは暗号資産(仮想通貨)運用企業「グレースケール」や暗号資産(仮想通貨)メディア「CoinDesk」らを傘下に抱えており、ジェネシスの破産申請による市場への影響が懸念される。

参考文献

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この記事を書いた人

斎藤 俊介のアバター 斎藤 俊介 ライター・ディレクター

2021年に下位アルトコインのノード運用とNFT投資から仮想通貨の世界に入り、2022年より暗号資産(仮想通貨)ライター職に従事。2022年11月からJinaCoinに参加し、現在ライター・ディレクターを兼務。ブルーチップNFT「MAYC」のホルダーになるのが目標。

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