ユニスワップ、ソラナに対応開始──ジュピター活用で100万以上のトークンに対応

shoko-koyama
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Uniswap公式Xより引用

分散型取引所(DEX)最大手のUniswap(ユニスワップ)は17日、同社のWebアプリケーションでソラナネットワークのサポートを開始したと発表した。

コミュニティからの強い要望に応える形で実現

今回のソラナ対応は、ユニスワップコミュニティから最も要望の多かった機能の一つだった。ソラナはDeFiエコシステムの新興拠点として成長しており、総TVL(預かり資産)は114億ドルを超えている。これまでユニスワップユーザーはソラナ上で取引する際、アプリを離れる必要があったが、今回の統合により一つのインターフェースからアクセス可能となった。

ユニスワップのWebアプリからソラナウォレットを接続し、ネットワークボタンでソラナを選択するだけで利用できる。取引はジュピターAPIを活用しており、100万以上のソラナトークンに直接アクセス可能だ。

同社は今回の統合について「イーサリアムとソラナは別々に発展してきたため、ユーザーは異なるウォレットを管理し、新しいインターフェースを学び、アプリ間を移動する必要があった。この断片化がDeFiを本来より困難にしていた」と説明している。

ソラナ対応により、ユーザーはイーサリアム、ソラナ、ユニチェーン、ベースなど13以上のネットワークのトークンを一つの信頼できる場所から取引できるようになる。

今回のローンチはソラナサポートの第一段階で、今後はブリッジング、クロスチェーンスワップ、ユニスワップ・ウォレットの完全サポートを検討している。これによりユニスワップアプリを離れることなく、チェーン間での移動がより簡単になる予定だ。

ソラナスワップ機能は段階的に展開されており、ユーザーは既にユニスワップ Webアプリからソラナウォレットを接続して取引を開始できる。

関連:ソラナ、年間収益28.5億ドルを達成──「オンチェーン版ナスダック」として成長加速

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仮想通貨歴5年。ニュース記者歴3年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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