マントル、賞金総額1万5,000ドルのRWAコンテンツバウンティを開催

ヤマダケイスケ
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Highlights
  • マントル、11月14日より「Mantle RWA ScholarSHIP Content Bounty」を開催中
  • マントル×RWAやエコシステム全般をテーマに、独創性と内容品質を重視したコンテンツを募集
  • 総額15,000ドル相当のMNTトークン、エコシステムパートナーの追加報酬などを用意

ブロックチェーンエコシステムのMantle(マントル)は14日より、現実資産(RWA)のオンチェーン化とエコシステムの認知拡大を目的とした「Mantle RWA ScholarSHIP Content Bounty」を開催中だ。これはクリエイターや研究者、ストーリーテラーなどを対象に、RWAやマントルに関する独創的な視点を盛り込んだコンテンツを募集し、優れた作品を表彰するイベントだ。

マントル×RWAをテーマにしたコンテンツを募集

応募者は「マントルで何をトークン化したいか」といったRWAの活用例から、マントルの技術や利用事例、エコシステム全般などをテーマに、自由にコンテンツを制作できる。作成したコンテンツをXやYouTube、TikTokなど任意のプラットフォームで作品を公開した後、指定フォームでの提出を通じて審査に応募する流れだ。コンテンツ提出期間は12月13日までとなっている。

コンテンツ数に制限はないものの、審査対象となるのは応募者が最も優れていると判断した1点のみだ。審査では独創性や内容の質、コミュニティとのつながりが重視される。特に、RWAの理解を深める内容やマントルの仕組みを創造的に紹介するコンテンツについては特別に加点がなされる。

受賞者の報酬として、賞金総額1万5,000ドル(約233万円)相当のMNTトークンを用意。このトークンは「リサーチと分析」「動画とストーリーテリング」「文化とデザイン」の3部門で均等に分配されるという。またMNTトークンに加えて、今後発表予定のエコシステムパートナーからの追加報酬も付与される予定だ。

受賞者にはその他にも、公式アカウントや各国コミュニティでコンテンツが紹介される機会に加え、将来的なスカラーズプログラムへの参加検討や、主要暗号資産(仮想通貨)イベントへの招待といった特典も用意されるという。

ただし、本イベントでは提出コンテンツがオリジナルであることをはじめとした一定の条件が設定されている。不正行為や権利侵害などの利用規約違反が確認された場合、マントルの裁量で失格となる点には留意が必要となる。

マントルは本イベントを通じ、RWAとオンチェーン文化を結びつける新たな表現を広く募り、エコシステムの発展を後押しする考えだ。今回の取り組みは創作活動を通じてRWAの理解を深め、マントルの可能性を社会に伝える大きな一歩となるかもしれない。

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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.9円)

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仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。
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