東証スタンダード・名証プレミア上場のダイドーリミテッド(3205)は30日、財務戦略の一環としてビットコイン(BTC)を購入したと発表した。購入金額は2億4,900万円、購入枚数は23.2714BTC、1BTCあたりの購入単価は10,742,784円である。
中期経営計画と連動、余剰資金の一部をBTCに
今回の購入は、同社が2026年2月27日に公表した「ビットコイン
BTCの購入に関するお知らせ」に基づくもの。2029年3月期に至る3か年の中期経営計画において、M&Aを含む成長投資の拡大に向けた資産の一部売却や資金調達の拡大を予定しており、その結果として生じる余剰資金の一部を短期的にBTCとして資産ポートフォリオに組み入れる方針だ。
BTCの取得はあくまで財務戦略の一環であり、事業として行うものではないと同社は説明している。
保有する暗号資産については四半期ごとに時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上する。今後の追加購入については未定としつつ、開示すべき事項が発生した場合には速やかに開示するとしている。2月27日の発表時点では、購入金額の上限を最大10億円、購入期間を2026年3月2日から4月30日と設定していた。
「ニューヨーカー」や「ブルックスブラザーズ」を主力ブランドに持つ同社は、1879年創業の老舗アパレルメーカーだ。国内ではメタプラネット(3350)が2026年末までに10万BTCの保有を目標に掲げるほか、ANAPホールディングス(3189)が総保有1,417BTCで国内3位に位置するなど、上場企業によるビットコイン保有が業種を問わず拡大している。ダイドーリミテッドのBTC取得は、アパレル業界からもこの流れに加わる事例となる。




