仮想通貨チャート分析
イーサリアム(ETH):長期的には1520ドル付近まで下落する可能性大

イーサリアム(ETH)は現在日足短期HMAの下に価格があり、日足レベルではまだ下落の余裕があることから、今後1時間足中期HMAを価格が下抜けすれば1528.52ドル付近まで再度下落する可能性が高い相場状態となっている。
ただし、4時間足ボリンジャーバンドが価格直下にあるため、短期的には1,757.64ドル付近まで下落後反発するだろう。その後日足中期HMA付近まで価格が戻り、日足レベルで押し目形成後に1528.52ドル付近まで下落する可能性が高いと推測する。
ビットコイン(BTC):下落相場だが直近は78,000ドル付近が下限

ビットコイン(BTC)は現在、日足短期HMA、4時間足長期HMAで上昇が止められていると思われるチャート配置となっている。そのため、今後1時間足中期HMAを下抜けした場合、78,176.15ドル付近まで下落すると推測する。
しかし、4時間足MACDがマイナス圏にあるもののゴールデンクロスとなっていることから、直近では下落したとしても大きな下落とならず日足レベルでの押し目、もしくは横ばい相場に移行する可能性が高いと予測する。
シンボル(XYM):短期的方向感なし、HMA突破後に注目

シンボル(XYM)は昨日(11日)21時ごろ大きく上昇したが反発し、現在は日足中期HMAに上昇を止められている状態だ。また、下限についても日足短期HMA付近がサポートとなっていると思われるため、短期的に方向感の無い相場となっている。
今後、日足短期HMA、1時間足長期HMAを下抜けした場合、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドから0.001231ドル付近までの下落となると思われる。
一方、日足中期HMA、4時間足長期HMAを上抜けし1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立した場合、短期的には0.01409ドル付近までの上昇が期待できるだろう。
リップル(XRP):直近で上昇の可能性は低い

リップル(XRP)は昨日(11日)に長期的なサポートと思われる1.9545ドル付近で反発後、ゆっくりと上昇を続け1時間足長期HMAを上抜けしている状態だ。
現状、価格上部には移動平均線が集中していることから直近で上昇に転ずる可能性は低く、これらの移動平均線付近で反発し、再度1.9545ドル付近まで下落する可能性が高い。
ただし、1.9545ドル付近には4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドが控えているため、短期的には1.9545ドル付近で反発すると推測する。
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使用インジケーター
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫