東証グロース上場のコンヴァノ(6574)は30日、15億円相当のビットコイン購入を完了したと発表した。同社は9月8日に200億円相当のビットコイン購入を決議しており、今回の購入により累計購入金額は約104億円に達した。
85.8BTCを平均1,697万円で取得
今回の購入では85.8281BTCを1,457,000,000円で取得し、平均購入単価は16,975,792円となった。購入資金は第4回普通社債3億9,700万円と自己資金10億6,000万円を充当している。
購入詳細によると、9月30日に56.1181BTCを9億6,000万円で取得(平均単価17,106,780円)、9月29日に29.71BTCを4億9,700万円で取得(平均単価16,728,374円)した。
コンヴァノのビットコイン購入履歴を見ると、7月22日の初回購入以降、継続的に積み増しを行っている。8月22日には35億円規模の大型購入を実施し、累計で605.75358328BTCを約104億円で取得している。
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同社は保有する暗号資産(仮想通貨)についてIFRS上の会計処理を再評価モデルを前提として行う方針で、現在監査法人と協議を進めている。2026年3月期連結業績予想には当該購入と保有に係る損益は含まれていない。
同社は「日本におけるビットコイン保有のリーディング企業を目指してまいります」とし、今後も積極的にビットコインを取得する方針を示している。追加取得を決定した場合には速やかに開示するとしている。