- ビットコイン(BTC):90,000ドル再割れで下落再開、83,200ドルまで下値余地
- イーサリアム(ETH):3,000ドルと短期HMA割れで2,900ドルを試す流れ
- リップル(XRP):短期HMA下抜けで2.065ドル接近、割れなら弱気強まる
- ボンク(BONK):長期HMA反落と中期HMA割れで0.0000089ドルが焦点
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 押し目形成後、直近安値を下抜けしたタイミング(90,000ドルを明確に下抜け)
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 83,200ドル付近
- 損切り目安:
- エントリーライン直上、もしくはエントリー時点での直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、90,700ドル付近を推移している。昨日は一旦短期的な上昇が見られたものの、本日18日に入りその戻りを打ち消す形で直近安値を突破した。現在は1時間足で浅い押し目を作りつつ下方向への流れを継続しており、下落の勢いが弱まっている様子は確認できない。
日足ではボリンジャーバンドのロワーバンドに沿うバンドウォークとなっており、強い売り圧が続いている状況だ。このため、短期目線では押し目形成後に下落の流れへ再度乗る形が有効と判断する。具体的には、90,000ドルから89,000ドル付近で一旦反応を見せて押し目を作る可能性があるため、その押し目形成後に直近安値を下抜けしたタイミングでのショートエントリーを狙いたい。利確目安は84,000ドルから83,200ドル付近が妥当だ。
一方で、4時間足ボリンジャーバンドに価格が到達した場合は、短期的な反発が入りやすく、4時間足レベルの押し目形成へ移行する可能性も考慮すべきだ。そのため、この帯に触れた際は一旦利確を検討する判断が必要となる。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 3,000ドル及び1時間足短期HMAを明確に下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2,900ドル付近
- 損切り目安:
- 3,000ドル直上
イーサリアム(ETH)は現在、2,990ドル付近を推移している。昨日は一度日足短期HMAを上抜けする場面があったものの、上抜けを維持できずに再び下落へ転じ、3,000ドルを明確に割り込んだ。1時間足では3,000ドル近辺で一時的に方向感を失っているが、全体のチャート構成を見ると下降の押し目を形成している段階と判断できる。
短期的には、3,000ドルと1時間足短期HMAを明確に下抜けした場面がエントリー条件となり、この条件を満たした場合は2,900ドル付近までの下落が期待できる。下方向への勢いが維持されている限り、直近押し目崩れからのショートが機能しやすい環境である。
中長期的に見ると、2,900ドルを下抜けした場合は次の主要な抵抗帯が2,500ドル付近まで存在していないため、一段の下落が進む余地がある。4時間足・日足ではすでに下降トレンドが成立していることから、短期的なショートチャンスを活かしつつ、長期的な下落の流れにも順張りで乗っていく戦略が引き続き有効と言える。
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足短期HMAを1時間足レベルで下抜けしたポイント
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.065ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足短期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、2.16ドル付近を推移している。昨日日足短期HMA直下まで上昇したものの反発は弱く、その後は下落へ転じて直近安値を更新している。現在は1時間足レベルで下降トレンドの中の押し目形成と判断できる局面である。
短期的には、価格が1時間足短期HMAを再度下抜けしたタイミングがエントリー根拠となりやすく、下方向の勢いが継続する場合は2.065ドル付近までの下落が見込まれる。日足でも実体が安値を更新しており、一目均衡表雲を下抜けしていることから、全体として売り圧の強い状態が続いていると判断する。
中長期的には、2.065ドルを明確に下抜けした場合、日足レベルでの安値更新が成立するため、売り圧がさらに強まり1.9ドル付近が次の下値目安となる。一方で2.065ドル付近は過去に意識されてきた水準でもあり、反発が入る可能性も残る。ただし、その場合でも日足中期HMAを上抜けしない限り、上値の重い展開が続きやすいため、再度の下落に備える必要があると考える。
ボンク(BONK)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを上抜けせずに下落に転じる
- 1時間足中期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.0000089ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足中期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
BONKは現在、0.0000102ドル付近を推移している。昨日は直近安値である0.0000103ドル付近で一旦下げ止まったものの、本日に入りそれを下抜ける展開となった。その後は1時間足長期HMA付近まで価格を戻し、下降の戻り局面と判断できる状態にある。
1時間足長期HMAは直近でも下落の起点となっており、今回もこの水準を上抜けできずに下落へ転じ、さらに1時間足中期HMAを下抜けした場合、4時間足レベルでの下降トレンドが再開したと判断できる。この場合、次の節目である0.0000089ドル付近までの下落が視野に入る。
長期的には0.0000089ドル付近が一つの下限として意識されるが、10月10日には一時0.000004ドルまで下落していた経緯もある。そのため、0.0000089ドルを明確に下抜けした場合は、次の下落先として0.000004ドル付近までの調整を想定しておく必要があり、戦略面で準備が必須となる局面だと考える。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




