- リップル(XRP):2.215ドル割れで下落加速、2.15ドルが焦点
- ビットコイン(BTC):93,500ドル割れで下落再開、89,000ドル目安
- イーサリアム(ETH):3,215ドル下抜けで下落継続、3,150ドル付近注視
- ソラナ(SOL):134.5ドル割れで下値拡大、126ドルが目標
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足一目均衡表雲を下抜け(2.215ドル付近を下抜け)
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.15ドル付近
- 2.15ドル付近を明確に下抜けした場合は2.065ドル付近までの下落に目標修正
- 損切り目安:
- 2.215ドル直上、もしくはエントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、2.25ドル付近を推移している。昨日は日足一目均衡表雲下端である2.215ドル付近を下抜けたものの、2.15ドル付近で反発し、再び日足一目均衡表雲内へ戻る展開となった。短期的には日足中期HMA付近まで持ち直す形となっている。
現状、日足実体ベースでは2.215ドル付近が下限抵抗帯として機能しており、この水準を割り込めずに推移している。しかし、チャート配置としては依然として下落優勢の構図が強く、今後再び下落に転じて2.215ドルを明確に下抜けし、1時間足で下降トレンドが成立した場合は2.15ドル付近までの下落が想定される。さらに、2.15ドルを明確に割り込んだ際は、2.065ドル付近までの下値試しが視野に入るだろう。
長期的には日足レベルで高値切り下げは続いているものの、下降トレンド自体は成立していない。ただし、下落圧力が強まって2.065ドルを明確に下抜けした場合は下降トレンド再開と判断できるため、その際は1.9ドル付近までの下落余地を見込んだ戦略が有効になると推測する。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA,もしくは日足短期HMAを上抜けせずに直近安値ライン(93,500ドル付近)を明確に下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 89,000ドル付近
- 損切り目安:
- 93,500ドル直上
ビットコイン(BTC)は現在、95,400ドル付近を推移している。昨日から本日にかけて4時間足レベルで押し目から下落を再開しており、93,500ドル付近まで下落した後に反発したものの、1時間足一目均衡表雲と1時間足長期HMA付近で上昇を止められている状況だ。
1時間足MACDでは売り圧の減少が読み取れ、4時間足MACDはデッドクロスとなっていないため、93,500ドル付近を下限として下げ止まる可能性がある。しかし、日足レベルでは下降トレンドが継続しており、4時間足では高値切り下げ、安値更新が成立していることから売り圧はあると判断できる。
そのため、1時間足長期HMAもしくは日足短期HMAを上抜けせずに直近安値ラインである93,500ドル付近を明確に下抜けした場合は、89,000ドル付近までの下落が視野に入ると思われる。
一方で、93,500ドル付近を下限として下げ止まった場合、中期的な売り圧は一旦減少すると思われる。しかし、日足中期HMAを上抜けしない限りは日足レベルで下降トレンドが継続していると判断できるため、引き続き売り目線で戦略を準備しておく必要があるだろう。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを上抜けせずに1時間短期・中期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3,000ドル付近
- 3,000ドルを明確に下抜けした場合は2,900ドルまでの下落に目標修正
- 損切り目安:
- 1時間短期・中期HMA直上
イーサリアム(ETH)は現在、3,170ドル付近を推移している。昨日夜に4時間足レベルの押し目から下落を再開し、一時3,000ドル付近まで下落した。その後反発し、現在は日足短期HMA付近まで価格を戻している状況だ。
現状、重要な節目である3,000ドルで一度反発したことにより、短・中期の売り圧は減少傾向にある。だが、日足レベルでは依然として下落トレンドが継続していることから、今後日足短期HMAを上抜けせずに1時間短期・中期HMAを下抜けした場合は、再度3,000ドルまで下落する可能性が高い。さらに、3,000ドルを明確に下抜けした場合は2,900ドル付近までの下落が視野に入るだろう。
長期的には、今回日足短期HMAを上抜けし短・中期の下落が収束したとしても、日足中期HMAを上抜けするまでは下降トレンドが継続していると判断できる。そのため、3,000ドルを明確に下抜けした場合は、2,380ドル付近までの下落も視野に入れた戦略を準備しておく必要があると思われる。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを明確に上抜けせずに下落に転じる
- 直近安値(134.5ドル付近)を下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 126ドル付近
- 損切り目安:
- 134.5ドル直上
ソラナ(SOL)は現在、140ドル付近を推移している。昨日は短期的に下落したものの134.5ドル付近で下げ止まり、直近では日足短期HMA直下まで戻す展開となっている。
現状、1時間足と4時間足のMACDからは下落圧の減少が読み取れるが、価格は直近安値を更新しており、日足レベルでは下降トレンドが継続している。したがって、今後日足短期HMAを明確に上抜けできずに反落し、134.5ドル付近を下抜けした場合は126ドル付近までの下落が想定される。
一方、日足短期HMAを上抜けした場合は短期的な下落リスクが和らぐ可能性はあるものの、日足中期HMAを上抜けない限り日足レベルでは下落圧が残る構図である。そのため、中期的には引き続き売り戦略を軸とした準備が妥当と判断する。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




