- リップル(XRP):日足雲の下抜け成立で2.1ドル方向の下落リスク高まる
- ビットコイン(BTC):日足短期HMA反落+1時間足長期HMA割れで9.8万ドル視野
- イーサリアム(ETH):1時間足両HMA下抜けで3,050ドルへ下押し余地
- ボンク(BONK):HMA密集帯で反落し1時間足長期HMA割れで0.00001075ドル台へ
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足一目均衡表雲を1時間足レベルで明確に下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近(2.1ドルから2.05ドル付近)
- 損切り目安:
- 日足一目均衡表雲下端の直上
リップル(XRP)は現在、2.21ドル付近を推移している。昨日は日足短・中期HMAおよび4時間足長期HMAが集中するラインで上昇を抑えられた後、短期的に下落し2.2ドルを割り込んだ。その後、日足一目均衡表雲下端付近で反発を見せたものの、現在は1時間足長期HMA付近で上値を抑えられている。
現状、日足一目均衡表雲によって下落が一時的に止められたが、日足および4時間足レベルでは依然として下落圧が継続しており、1時間足レベルでは、1時間足長期HMAを起点とした戻り売りの配置と判断できる。そのため、今後、日足一目均衡表雲を1時間足レベルで明確に下抜けした場合、短期的に4時間足ボリンジャーバンドのロワーバンド付近(2.1ドルから2.05ドル付近)までの下落が想定される。
一方で、日足一目均衡表雲ラインで再び下落が止められた場合、短期的な下落圧はやや弱まる可能性がある。ただし、日足短期HMAを上抜けしない限り、中期的には下落トレンド再開の可能性が残るため、引き続き日足一目均衡表雲を下抜けするタイミングを待つ相場展開になると考えられる。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを上抜けしない状態で下落に転じる
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 1時間足長期HMA下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 98,000ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足長期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、102,100ドル付近を推移している。昨日は1時間足長期HMAに上値を抑えられ下落した後、やや戻しを見せている状況だ。
4時間足MACDはまだ明確なデッドクロスを形成しておらず、短期的には下落圧が限定的といえる。そのため、今後は1時間足長期HMAを上抜けし、日足短期HMA(103,500ドル付近)まで上昇する余地が残されている。ただし、上昇したとしても全体の流れは依然として下降基調にあり、日足短期HMA付近で再び下落に転じる展開を想定したい。
エントリーは、日足短期HMAを上抜けできずに反落し、1時間足レベルで下降トレンドが成立した局面を狙うのが妥当だ。その場合、1時間足長期HMAを下抜ける動きが確認できれば、98,000ドル付近までの下落が視野に入る。
また、現在位置は日足レベルのレジスタンス帯(102,300ドル付近)と重なっており、この水準で反発し1時間足短期HMAを下抜けるようなら、下落圧が増して短期的に98,000ドル付近まで下落する可能性も考えられる。そのため、特にニューヨーク時間などの取引量が増加する時間帯では売り方向への値動きに注目し、動きが出た場合はその流れに合わせた戦略も検討しておくべきだろう。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA及び1時間足短期HMAを明確に下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3,050ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足長期HMAもしくは1時間足短期HMA直上
イーサリアム(ETH)は現在、3,330ドル付近を推移している。今日に入り1時間足一目均衡表雲を一時下抜けしたが、下落の勢いは続かず反発を見せ、現在は1時間足中期HMAおよび一目均衡表雲の下限付近で上昇を抑えられている。
現状、1時間足・4時間足のMACDからは明確な下落の勢いは見られないものの、両時間足で下降トレンドのチャート構成が維持されていることから、現状ラインを維持し、1時間足短期HMAおよび長期HMAを明確に下抜けした場合は、3,050ドル付近までの下落を視野にショートポジションを検討できるだろう。
一方で、短期的に下落圧が弱まり続けた場合は、1時間足・4時間足レベルの下降トレンドが収束する可能性もある。ただし、日足短期HMA(3,400ドル付近)を上抜けしない限り、中期的には下降トレンドが継続していると判断できる。そのため、反発局面が見られたとしても戻り売りを基本とする構えを維持したい。
ボンク(BONK)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期・中期HMA、4時間足長期HMAが集中するポイントを明確に上抜けせずに下落に転じる
- 1時間足レベルで下降トレンドを成立させながら1時間足長期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.00001075ドルから4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド付近(0.00001050ドル付近)
- 損切り目安:
- 1時間足長期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
ボンク(BONK)は現在、0.00001220ドル付近を推移している。昨日は短期的な下落を見せたもののトレンド化せず、価格を戻して日足短期・中期HMAおよび4時間足長期HMAが集中するポイントまで上昇し、上値を抑えられている状況だ。
現状、日足レベルでは下降トレンドが明確に成立しており、4時間足レベルでは下降トレンドの押し目と判断できるチャート配置となっている。そのため、このラインを明確に上抜けせずに下落へ転じ、1時間足レベルで下降トレンドを形成しながら1時間足長期HMAを下抜けした場合、0.00001075ドルから4時間足ボリンジャーバンドのロワーバンド付近(0.00001050ドル付近)までの下落が想定される。
一方で、日足短期・中期HMAおよび4時間足長期HMAが集中するポイントを上抜けした場合、短中期的な下落圧はやや緩和する可能性がある。ただし、日足レベルでは依然として下降トレンドの配置が維持されているため、依然として売り優勢の地合いとみておくのが妥当だろう。
関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
関連:リップル、上値抵抗帯で失速──2.2ドル割れが再下落サインに【仮想通貨チャート分析】XRP、BTC、ETH、SUI
- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




