- リップル(XRP):2.7ドル上抜けで中期上昇再開、2.83ドル目標
- ビットコイン(BTC):115,600ドル突破で上昇継続、日足長期HMAが上値目安
- イーサリアム(ETH):4,300ドル上抜けで日足長期HMA付近まで上昇余地
- ソラナ(SOL):1時間足中期HMA押し目形成後、211ドルを短期目標に上昇
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを下抜けしない状態で上昇に転じる
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 2.7ドル付近を上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.83ドル付近
- 損切り目安:
- 2.7ドル直下、もしくはエントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、2.658ドル付近を推移している。25日から上昇を続けていたが、4時間足および日足で確認できる高値ライン(2.65ドル付近)で上昇が抑えられ、短期的な上昇勢いは一旦落ち着いている。ただし、日足中期HMAを上抜けしており、中期的な上昇圧は依然として残っている。
現状、4時間足ボリンジャーバンド上限付近で推移しており、短期的な買われすぎ状態を示唆しているため、一旦の調整が入る可能性がある。このため、日足短期HMAを下抜けせずに支えられたうえで、1時間足レベルで上昇トレンドが再度成立し、2.7ドルのレジスタンスを上抜けした場合、2.83ドル付近までの上昇が期待できる。
エントリーは1時間足での上昇転換と2.7ドル突破を確認してからの押し目買いを想定し、利確目安は2.83ドル付近、損切りは2.7ドル直下または直近安値を基準とする。
一方で、日足全体では依然として上昇トレンドの形が固まりきっておらず、上値を抑えられ下落に転じる可能性も残る。したがって、2.7ドル付近での動向を慎重に見極め、確実なポイントでのエントリーを心掛けたい。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近で押し目を形成後115,600ドル付近を上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足長期HMA付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、114,950ドル付近を推移している。昨日夜から急騰となり、日足中期HMAを上抜けしたことで、1時間足レベルでは上昇トレンドが明確となっている。これにより短期的には上昇基調が優勢となったが、現状は115,600ドル手前で一服しており、この水準が次の分岐点になりそうだ。
この115,600ドルは4時間足で意識されるレジスタンスラインであり、一旦上昇の勢いが落ち着く可能性がある。ただし、4時間足長期HMAおよび日足中期HMAを明確に上抜けしている点から、中期的な上昇圧力は依然として強いと判断できる。したがって、短期的な調整局面があっても、1時間足長期HMA付近で押し目を形成する展開となれば、再び上方向への動きが期待される。
この場合、エントリーは1時間足長期HMA付近からの押し目買いを狙い、115,600ドルのレジスタンスラインを上抜けしたタイミングが目安となる。利確は日足長期HMA付近を第一目標とし、損切りはエントリー時の直近安値割れを基準にリスクを限定したい。特に、上昇のダウ理論が1時間足で継続しているかを確認することが重要である。
一方で、日足全体では依然として右肩下がりの形状から完全に抜け出せておらず、上位足でのトレンド転換が確定したとは言い切れない。したがって、短・中期的には上昇余地がある一方で、日足長期HMA付近では戻り売りの圧力がかかる可能性も想定しておくべきだ。最終的には、上昇トレンドの継続を見極めながら、長期の下落リスクにも柔軟に対応する姿勢が求められる。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近から上昇に転じ、4,230ドルから4,300ドルの抵抗帯を上抜け
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足長期HMA付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、4,197ドル付近を推移している。昨日夜に日足中期HMAを上抜けして以降、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴いながら急騰した。これにより短期的な上昇モメンタムが強まり、現在は日足で意識される4,230ドル付近のレジスタンスラインで一旦上昇が止められている状況だ。
現状、価格は4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを突き抜けており、過熱感が高まっている可能性がある。そのため、短期的には反発を挟む展開も想定されるが、4時間足レベルでは上昇圧が依然として強く、押し目形成後の再上昇に注目したい。特に、1時間足長期HMA付近までの下押しから再度上昇に転じ、4,230ドルから4,300ドルの抵抗帯を上抜けした場合は、上昇トレンドの再加速が見込まれる。
この場合、エントリーは1時間足長期HMA付近からの押し目買いが有効であり、上昇のダウ理論が1時間足で成立することを確認したうえでエントリーを行いたい。利確目安は日足長期HMA付近、損切りはエントリー時点の直近安値割れを基準に設定するのが適切だ。
一方で、日足チャートでは一目均衡表の雲上端付近で上値を抑えられた可能性があり、上抜けに失敗した場合は再び下落に転じるリスクも残る。したがって、短・中期の上昇を前提にしつつも、雲上端での反落シナリオを念頭に置き、ポジションサイズや損切り管理を徹底することが重要である。最終的には、4,300ドルを明確に突破できるかどうかが、次の上昇フェーズの鍵を握るといえる。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近で押し目形成後上昇に転じたポイント
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 211ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は現在、205ドル付近で推移している。昨日夕方より短期的な上昇を開始し、日足中期HMAを上抜けたことで、上昇基調を強める展開となっている。現状では1時間足レベルで上昇トレンドを形成しながら推移しており、強い買い圧力が確認できる。
また、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションが進行しており、同時間軸でも強い上昇圧が働いていることが示唆される。そのため、1時間足中期HMA付近で押し目を形成し、上昇に転じる動きが確認された場合は、211ドル付近までの短期上昇を狙える展開となるだろう。ただし、価格がボリンジャーバンド上限をやや超えており、若干買われすぎの可能性があることから、ある程度リスクを許容する必要がある。
一方で、中長期的には日足レベルでの上昇トレンドがまだ明確に確立しておらず、日足中期HMAを下抜けした場合は再度下落に転じる可能性もある。そのため、押し目形成の深さと中期HMAのサポート維持を慎重に確認しながら、短期戦略を優先して対応したい。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




