- リップル(XRP):1時間足長期HMA上抜けとダウ理論成立で3.35ドル視野
- ビットコイン(BTC):4時間足雲で支えられれば118,500ドル付近まで上昇余地
- イーサリアム(ETH):1時間足下降トレンド継続なら4,300ドル付近まで下落視野
- ソラナ(SOL):4時間足長期HMA反発なら265ドル付近を目標
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、2.95ドル付近を推移している。現状は日足一目均衡表雲上端と4時間足一目均衡表雲に挟まれており、短期的には方向感を欠いた状態となっている。
ただし、価格下部には日足中期HMA・長期HMA、さらに4時間足長期HMAが位置しているため、下値は限定的とみられ、買い目線は継続と判断できる。したがって、現局面では1時間足長期HMAの上抜けを待つ段階であり、その条件を満たして1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立した場合には、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近までの短期上昇が見込まれるだろう。
長期的には、この上昇局面で4時間足ボリンジャーバンドがエクスパンションへ移行するかが焦点となる。もし強い上昇圧力を伴いエクスパンションが発生すれば、3.35ドル付近までの上昇を目標とする展開が想定される。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲付近で価格が支えられ上昇に転じる
- 日足一目均衡表雲、日足短期HMA、1時間足長期HMAを価格が突破
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足長期HMA付近(118,500ドル付近)
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、115,180ドル付近を推移している。昨日午後にかけて1時間足長期HMAを上抜けしようと試みたが失敗し反落、その後は日足短期HMAを割り込み、日足一目均衡表雲下端付近で方向感に欠ける状態となっている。
現状では上値の重さが意識されるものの、下部には日足中期HMAや4時間足長期HMAが位置し、日足MACDもプラス圏を維持していることから下落余地は限定的であると判断する。したがって、短期的な下値不安が小さい局面でと考えられるため、買い目線でタイミングを待つ段階と言える。
具体的には、4時間足一目均衡表雲付近で支えられた後に日足一目均衡表雲、日足短期HMA、さらに1時間足長期HMAを突破し、1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立した局面となる。その条件が整えば日足長期HMA付近である118,500ドル近辺までの上昇が見込まれる。
長期的な焦点は日足長期HMAを明確に突破できるかにある。ただし、同水準には4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドが重なるため、突破にはバンド拡大を伴う強い上昇圧力が必要である点に注意したい。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲を下抜け
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足一目均衡表雲上端付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
イーサリアム(ETH)は現在、4,525ドル付近を推移している。昨日1時間足長期HMAの上抜けに失敗した後に急落し、日足短期HMAを下抜ける展開となった。現在は4時間足長期HMA付近で推移しており、短期的に方向感の定まりにくい状態である。
現状では4時間足一目均衡表雲が下部に控えているため即座に下落優勢と断定することは難しい。しかし、直近の上昇に失敗したことや日足短期HMAを割り込んだ点から、4時間足・日足のチャート構図は下落圧力が強まりつつあると判断できる。したがって、今後1時間足レベルで下降トレンドが継続し、4時間足一目均衡表雲を下抜けした局面では、日足一目均衡表雲上端付近である4,300ドル近辺までの下落が視野に入る。
この値動きが成立した場合、中長期的には日足長期HMAを下抜けるか、あるいは日足中期HMAを再び上抜けるかによって方向感が決まる可能性が高い。結果として横ばいに推移する展開も想定されるため、特に今日から明日にかけての動きには十分注意が必要である。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMAもしくは日足中期HMA付近から上昇に転じる
- 1時間足長期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 265ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は現在、236ドル付近を推移している。14日に日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近で反発して以降は短期の下落基調が続き、足元は調整色が濃い。下部には4時間足長期HMAと日足中期HMAが控えており、押し目形成の可能性が意識される局面だと判断する。
現状は中長期の上昇トレンド内での調整と判断できるため、買い目線でタイミングを計る段階と考える。具体的には、4時間足長期HMAもしくは日足中期HMA付近で価格が下支えされて上昇に転じ、1時間足長期HMAを上抜けたうえで1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立した局面がエントリー候補となる。この条件を満たせば、265ドル付近までの上昇が視野に入る。
長期的な留意点として、上昇トレンドが長く続いた後で高値圏に位置しているため、日足レベルで深めの調整に移行する可能性も否定できない。したがって、反発してもまずは前回高値付近の250ドル周辺で上値を抑えられるシナリオを並行して想定し、リスク管理を怠らない姿勢が必要である。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7