- リップル(XRP):1時間足長期HMAを維持し中期HMA上抜けで3.10ドルへ上昇視野
- ビットコイン(BTC):1時間足で日足短期HMAを下抜ければ4時間足長期HMA付近まで下落余地
- イーサリアム(ETH):1時間足下降のダウ成立で日足短期HMA割れなら4,200ドルまで下落
- ソラナ(SOL):1時間足中期HMAを上抜けすれば220ドル突破試しへ
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを下抜けせずに日足中期HMAより上で1時間足中期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3.10ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、2.95ドル付近を推移している。昨日は日足一目均衡表雲および日足長期HMAを上抜けした後、その水準を維持しながら短期的な上昇を見せた。これにより4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴い、日足中期HMAを突破した動きとなった。
現在は4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを突き抜けた反動で反発局面にある。しかし、1時間足長期HMAを下抜けず、かつ日足中期HMAより上で1時間足中期HMAを上抜けする動きを見せれば、1時間足から4時間足にかけて上昇のダウ理論が成立する。その場合、3.10ドル付近のレジスタンスラインを目指す上昇が期待される。
ただし日足レベルでは買い優勢となりつつあるものの、まだ上昇が確定したチャート構図ではない。エントリーを行う際は1時間足および4時間足で上昇のダウ理論成立を確認し、無理な深追いは避ける必要がある。リスク管理を徹底した上でのロング戦略が望ましい局面である。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下降のダウ理論を形成しながら日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足長期HMA付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、111,300ドル付近を推移している。7日以降は短期的に安値を切り上げながら緩やかに上昇し、昨日には日足中期HMAを上抜けしたが維持できず下落に転じた。現状では安値を割り込んでいないものの、1時間足MACDがマイナス圏に入ったことから短期的な上昇は一巡した可能性がある。
現状、4時間足では方向感が定まらないが、日足では一目均衡表雲が上部に控えており、さらにMACDもマイナス圏にあるため下落優勢と判断できる。したがって短期的には1時間足レベルで下降のダウ理論を形成しながら日足短期HMAを下抜けすれば、4時間足長期HMA付近までの下落を狙える局面といえる。
中長期的には依然として日足レベルで下落優勢である。ただし、4時間足ボリンジャーバンドが収縮を続けており、現状では強い勢いが見られない。よって4時間足長期HMAを明確に下抜けし、さらにボリンジャーバンドのエクスパンションを伴う動きが出ない限り、107,400ドル付近を下限とした横ばい推移が続く可能性が高いと推測する。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下降のダウ理論を成立させながら日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4,200ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
イーサリアム(ETH)は現在、4,280ドル付近を推移している。昨日は短期的に上昇し4時間足一目均衡表雲下端まで到達したが反発を受け、現在は1時間足長期HMA付近での攻防となっている。
現状、1時間足レベルでは方向感が乏しいが、4時間足および日足MACDがマイナス圏にあることから依然として売り圧が優勢と判断できる。したがって今後、1時間足で下降のダウ理論を形成しながら日足短期HMAを下抜けすれば、短期的に4,200ドル付近までの下落が想定される。
中長期的には売りが優勢ではあるものの、直下に日足一目均衡表雲が控えている点には注意が必要だ。価格が日足一目均衡表雲に突入しない場合はショートの根拠が弱まる可能性がある。また、反対にロングを狙う場合でも4時間足一目均衡表雲が強い抵抗帯となるため、これを完全に上抜けする展開を待つ必要がある。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- ・エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足・4時間足長期HMAを割らない状態で上昇に転じる
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 1時間足中期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 220ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値、もしくは1時間足中期HMA直下
ソラナ(SOL)は現在、213.0ドル付近を推移している。昨日は4時間足長期HMAを上抜けして以降、上昇の勢いを強め、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴いながら前回高値213ドル付近を突破した。
現状は4時間足ボリンジャーバンド上限からの反発局面にあるが、4時間足および日足MACDが上昇基調にあることから買い圧力は維持されていると判断できる。今後、1時間足・4時間足長期HMAを割らない状態で上昇に転じ、1時間足レベルで上昇のダウ理論を成立させながら1時間足中期HMAを上抜けすれば、220ドル付近までの上昇が見込める。
さらに中長期的に見ても、上述の条件を満たせば4時間足レベルでの上昇のダウ理論が成立し、日足ボリンジャーバンドアッパーバンドまでの価格余地が十分にある。そのため220ドルを明確に突破した場合には、次の上値目標として244ドル付近までの上昇を想定する展開となろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7