- リップル(XRP):3.4ドル上抜けで、3.665ドルへの再上昇に期待
- ビットコイン(BTC):116,000ドル維持で、上昇継続の可能性高まる
- イーサリアム(ETH):日足中期HMAを下支えに、4,100ドル目指す展開
- ソラナ(SOL):雲上抜け後、180ドル台の中期上昇シナリオ
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMA、日足中期HMAを下抜けしない状態で3.4ドルを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3.665ドル付近
- 損切り目安:
- 3.4ドル直下
リップル(XRP)は現在、3.35ドル付近を推移している。昨日は、4時間足一目均衡表雲の上端を起点に上昇に転じ、その後SECとリップルの両者が控訴取り下げの報道の影響を受け急騰。4時間足長期HMAおよび日足中期HMAを一気に上抜けし、現在は3.4ドルの直下まで迫っている。
ただし、足元では急騰により4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを大きく超えており、短期的な過熱感が見られる。また、各移動平均線も現在の価格に追いついておらず、テクニカル的には一旦調整が入りやすい状況といえる。
今後は、4時間足長期HMAおよび日足中期HMA(ともに3.2ドル後半〜3.3ドル前半付近)を明確に下抜けせず、3.4ドルのレジスタンスラインを上抜けする展開となれば、再び上昇の勢いが強まり、次の上値目標として3.665ドル付近が意識されるだろう。
このような形でサポートの維持とレジスタンス突破が両立すれば、短・中期的な上昇再開シナリオが現実味を帯びる。反対に、3.4ドルを突破できずに下落した場合は、再び調整局面入りするリスクにも注意が必要である。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMA、日足中期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 123,340ドル
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、117,200ドル付近を推移している。昨日は、4時間足一目均衡表雲の下端で反発し、短期的な上昇に転じた。これにより、重要な節目である116,000ドルのレジスタンスを上抜けし、117,600ドル付近まで上昇している。
今後の値動きとしては、現状の水準から再び上昇に転じる可能性が高いと考えられる。ただし、価格上部には4時間足長期HMAや日足中期HMAが控えており、現段階ではそれらが抵抗帯として意識されるため、一時的な上昇はこの水準で頭打ちになる可能性もある。
中期的には、依然として方向感が定まりづらい状況であるものの、116,000ドルのレジスタンスを明確に突破したことで、買い優勢の地合いが生まれつつある。エントリー戦略としては、4時間足長期HMAおよび日足中期HMAを上抜けし、1時間足レベルで上昇のダウ理論が継続することを条件に、ロングエントリーを検討したい。仮にこの条件が揃えば、目標値は123,340ドル付近となる見通しだ。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足中期HMAを下回らない状態で4時間足長期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4,100ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、3,930ドル付近を推移している。昨日から短期的な上昇が継続しており、日足中期HMAを上抜けし、現在は4時間足長期HMAに接近している状況だ。
ただし、現時点では4時間足長期HMAがレジスタンスとして機能しており、上昇の勢いは一旦減速しつつある。また、1時間足のMACDがデッドクロスを示していることも、短期的な反落の可能性を示唆している。したがって、ここからは一時的な調整に入ることを前提に、押し目形成の有無を見極めるフェーズに入ったといえる。
一方で、日足中期HMAを明確に上抜けたことで、中期的な上昇圧力は高まりつつある。今後、価格が日足中期HMA(3,685ドル付近)を割り込まずに推移し、4時間足長期HMAを上抜け、さらに1時間足レベルで上昇のダウ理論が再び成立するようであれば、ロングエントリーの優位性が強まると判断できる。
その場合の目標値は、直近高値である4,100ドル付近となる見通しである。長期的にもこのシナリオが成立すれば、トレンドの上昇再開と捉えることができ、押し目買いが機能しやすい相場環境が整うと考えられる。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近で上昇の値動きに転換
- 1時間足レベルで上昇トレンドを形成しながら4時間足一目均衡表雲上端を突破
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足長期HMA、日足中期HMA付近
- 損切り目安:
- 4時間足一目均衡表雲上端の直下
ソラナ(SOL)は現在、174.50ドル付近を推移している。昨日は4時間足一目均衡表雲の中で短期的な上昇トレンドを形成し、その後雲上端付近まで上昇。しかし、現時点ではこの雲上端で上値を抑えられる展開が続いている。
直近では、すでに2回ほど同水準で上昇を止められており、短期的には買いの勢いが一服しつつある印象を受ける。このため、一旦中期的な調整局面に移行する可能性がある。ただし、日足MACDがゴールデンクロスしており、また4時間足のトレンド構造も依然として上昇傾向を維持していることから、中長期での上昇余地は依然として残されている。
戦略としては、1時間足長期HMAを明確に割り込まずに再び上昇に転じ、4時間足一目均衡表雲の上端を突破する形となれば、4時間足長期HMAおよび日足中期HMAが位置する180ドル台前半までの上昇が見込める展開となる。
長期的には、4時間足長期HMAおよび日足中期HMAを明確に上抜けしない限り、本格的な上昇トレンドとは判断しづらい。しかし、4時間足一目均衡表雲を突破したのならば買い圧は上昇すると思われるので、上記値動きが成立すれば、これらの移動平均線を明確に突破するタイミングを見極める段階となると推測する。
関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
関連:リップル、短期上昇へ転換!一目均衡表雲上抜けで3.2ドル視野【仮想通貨チャート分析】XRP、BTC、ETH、SOL
- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7