- リップル(XRP):3.00ドルの攻防続く、4時間足雲上抜けが上昇継続の鍵
- ビットコイン(BTC):3.00ドルの攻防続く、4時間足雲上抜けが上昇継続の鍵
- イーサリアム(ETH):4時間足雲を明確に上抜ければ4,000ドル台回復も視野
- ソラナ(SOL):170ドル上抜けが短期上昇の鍵、上値は175ドル付近まで
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足中期HMA付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、3.04ドル付近で推移している。昨日は1時間足一目均衡表雲を上抜け、短期的に上昇しながら4時間足一目均衡表雲の付近まで達したが、その後の値動きはやや鈍化している。
現在の1時間足MACDはデッドクロス気味に推移しており、短期的な上昇の勢いは一服していると考えられる。ただし、4時間足MACDは依然としてプラス圏に位置しており、中期的な上昇圧力は依然として残っている印象である。
今後のシナリオとしては、1時間足長期HMAを下回らない状態を維持しながら、再度上昇トレンドを形成した場合に4時間足一目均衡表雲を上抜けできる可能性がある。その場合、上値の目安は日足中期HMA付近までで、ここが短中期における利確ターゲットとなるだろう。
一方で、日足MACDはマイナス圏で推移しており、長期的には下落圧が再び優勢となるリスクも抱えている。そのため、1時間足一目均衡表雲を明確に下抜けた場合に備え、ショート戦略の準備もしておく必要があるだろう。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下降トレンドを形成
- 1時間足一目均衡表雲を下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 111,900ドルから日足長期HMA付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、114,840ドル付近を推移している。昨日の値動きでは、日足短期HMAを上抜けしたことで一時的に上昇の勢いを見せたが、116,000ドルのレジスタンス手前で失速し、反落する展開となった。
日足短期HMAを突破した動きから、強気継続で4時間足一目均衡表雲を上抜けする可能性もあったが、結果として高値を更新できずに下落に転じており、短中期的には売り圧力の強さが意識される状況である。
今後の展開としては、4時間足一目均衡表雲の下限と1時間足一目均衡表雲の間で価格が推移するレンジ相場となる可能性がある。しかし、すでに1時間足では下降トレンドが形成されつつあり、同足の一目均衡表雲を明確に下抜けした場合は、111,900ドル付近までの下落が想定される。この水準には日足長期HMAも位置しており、短中期の利確ポイントとして意識されやすい。
なお、111,900ドル付近で下落が止まり、日足長期HMAと日足一目均衡表雲による下支えが機能する場合は、再び長期的な上昇トレンドに復帰する可能性も残される。一方で、このサポート帯を明確に下抜けた場合は、長期的にも売り優勢の相場展開へ移行する可能性があるため、今後のサポート反応には細心の注意を払いたい。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを下回らない状態で4時間足一目均衡表雲を上抜け
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足長期HMA付近(3,950ドル~4,000ドル付近)
- 損切り目安:
- 4時間足一目均衡表雲上端の直下
イーサリアム(ETH)は現在、3,67ドル付近で推移している。昨日は1時間足長期HMAおよび一目均衡表雲を上抜けし、短期的な上昇トレンドが形成されたが、上値は日足中期HMAおよび4時間足一目均衡表雲によって抑えられており、上昇の勢いは一服している。
現状、1時間足MACDは大きくデッドクロスしており、短期的な買いの勢いは一旦弱まったと見てよいだろう。一方で、4時間足MACDはなおも上昇基調を維持していることから、ここで下落が加速しない限り、短中期的には再び買いの優勢が回復する可能性もある。
今後のシナリオとしては、1時間足長期HMAを下回らない形で価格が維持され、4時間足一目均衡表雲を明確に上抜けした場合、次のターゲットは4,000ドル付近、すなわち4時間足長期HMAの水準までの上昇が期待される。エントリーはこの条件が成立したタイミングが妥当であり、損切りは4時間足一目均衡表雲上端の直下を目安とするのが適切だ。
ただし、現在の価格帯は4時間足および1時間足の一目均衡表雲に挟まれたゾーンであり、上下いずれにも動きやすい不安定な局面である。そのため、1時間足一目均衡表雲を下抜けした場合はショート戦略の検討が必要となるだろう。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルの上昇トレンドが成立しながら170ドルを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 175ドル付近
- 損切り目安:
- 170ドル直下
ソラナ(SOL)は現在、167.7ドル付近で推移している。昨日は1時間足一目均衡表雲を上抜けして以降、短期的な上昇トレンドを形成していたが、現在は170ドルのレジスタンス付近で一旦上昇が止められている。
現状、1時間足ではMACDの勢いが弱まりつつあり、短期の買い圧力はやや後退している様子が見られる。ただし、4時間足MACDは依然としてプラス圏を推移しており、一定の中期的上昇余地は維持されていると判断できる。
今後の値動きとしては、1時間足レベルで上昇トレンドを維持しつつ170ドルのレジスタンスを明確に突破した場合、次のターゲットは175ドル付近と考えられる。このラインは直近の高値水準でもあり、短中期の利確目安として機能する可能性が高い。
ただし、現状は4時間足一目均衡表雲の下に位置しており、これを上抜けしない限りは本格的な上昇トレンド転換とは言い難い状況である。また、日足MACDがマイナス圏にあることを踏まえると、下落再開のリスクも依然として意識すべきである。仮に1時間足一目均衡表雲を下抜けした場合は、売り目線への切り替え、またはショート戦略の準備が求められるだろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7