- ビットコイン(BTC):日足短期HMA上抜けが鍵、押し目後の反発に期待
- イーサリアム(ETH):日足短期HMA突破なるか、1,960ドルが意識される
- リップル(XRP):4時間足長期HMA反発に注目、雲上抜けで上昇余地
- ソラナ(SOL):日足短期HMA反発中、ボリンジャーバンド拡大に期待
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近で押し目を形成
- 日足短期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 100,000ドル付近
- 日足ボリンジャーバンドに価格が到達し、反発の値動きを見せた場合は早期利確検討
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直下
ビットコイン(BTC)は、前日に日足長期HMAを明確に上抜け、97,000ドル台を突破したことで、長期的な強気相場への転換が確認された。これにより、日足レベルでの上昇トレンド再開が意識される展開となっている。
現状、価格は一時的に上昇の勢いがやや鈍化しており、日足長期HMA付近で頭を抑えられている状況である。また、1時間足チャートでは直近の急伸を経て押し目形成に移行する可能性があり、1時間足長期HMA付近までの一時的な下落も想定される局面といえる。
今後、1時間足長期HMA付近での押し目形成を経て、日足短期HMAを再び明確に上抜けるようであれば、短期的なロングエントリーの好機となり、100,000ドル台を目指す動きが強まると考えられる。特に、日足ボリンジャーバンドがエクスパンションし始めていることから、勢いを伴った上昇となる可能性も高い。
一方、現状からそのまま日足短期HMAを上抜けた場合においても、上昇の勢いが増し急伸する可能性は高い。しかし、急反落リスクを許容できるポジション管理が求められるだろう。
イーサリアム(ETH)チャート分析
- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを上抜け確定
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 1,960ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直下
イーサリアム(ETH)は一時、日足短期HMAを上抜ける場面があったものの、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドで反落し、再び押し戻されている。日足・4時間足のトレンドは依然として上昇傾向にあり、1時間足および4時間足の一目均衡表雲の上に位置していることから、短期的には上昇継続の余地が残っていると判断できる。
今後、1時間足長期HMAが下値を支え、価格が日足短期HMAを明確に上抜ける展開となれば、1,960ドル付近までの上昇が視野に入る。ただし、4時間足長期HMAや日足中期HMAからの乖離が大きいため、中長期的には買いづらさが残り、仮に上昇しても1,960ドルに届かずに上値を抑えられる可能性がある点には注意したい。
また、現状では価格が日足一目均衡表雲の中にあるため、方向感が不安定で上下に振れやすい状況が続く可能性がある。無理なエントリーは避け、短期目線でのトレードに徹することが望ましい局面である。
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMAを起点に上昇
- 日足一目均衡表雲(2.3ドル付近)を上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.5ドル付近
- 損切り目安:
- 2.3ドル付近
リップル(XRP)は、現在1時間足長期HMAおよび日足短期HMA付近での値動きが続いており、上値を抑えられている状況にある。一方で、日足および4時間足チャートの構成からは中・長期的な上昇基調が継続しており、現状は押し目形成の局面と捉えることができる。
今後は、2.20〜2.15ドル付近での横ばいを経て、4時間足長期HMAを起点とした反発があれば、日足一目均衡表雲(2.30ドル付近)を上抜ける展開が期待される。エントリーは、4時間足長期HMAを下抜けない限りで検討し、雲上抜けを確認できれば、2.50ドル付近までの上昇も視野に入る。
ただし、4時間足レベルでは明確な上昇トレンドがまだ確認されておらず、雲が厚く上値を抑えやすい構造でもあるため、無理なエントリーは避け、トレンド転換の兆候をしっかり見極めたい。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを上抜け
- 4時間足ボリンジャーバンドがエクスパンション
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 180ドル付近、もしくは日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は、日足長期HMAおよび日足一目均衡表雲を明確に上抜けしており、チャート全体としては長期的に強気な構造へと転換しつつある。
現状、価格は日足短期HMAで反発し短期的下落となっているが、調整の範囲内と見られ、再上昇の兆しを探る展開となっている。今後、現在の価格水準から上昇し、日足短期HMAを明確に上抜ける動きが見られれば、上昇トレンドへの回帰が期待される。
加えて、4時間足ボリンジャーバンドのアッパーバンド(155ドル付近)を突破し、エクスパンションが確認されるようであれば、1時間足レベルでの押し目形成を経てエントリーの好機が訪れるだろう。
この条件が整えば、上値に明確な抵抗帯は見られず、中長期的には180ドル、あるいは日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近までの上昇も十分に想定される。
関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
関連:ビットコイン、景気後退懸念で一時93,000ドル割れ【仮想通貨チャート分析】BTC、ETH、XRP、SOL
- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7