- ビットコイン(BTC):4時間足サポート確認後、日足長期HMA上抜けで中期上昇狙い
- イーサリアム(ETH):4時間足雲上端反発で短期的に日足短期HMAを目指す展開
- リップル(XRP):現状維持し日足雲上抜けなら中期上昇トレンドへ転換の可能性
- ソラナ(SOL):4時間足サポートから上昇し日足雲上抜けで180ドル目指す展開に注目
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲上端、もしくは4時間足中期HMA付近で反発
- 日足長期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足ボリンジャーバンドアッパーバンド、もしくは99,400ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、日足長期HMAに上値を抑えられながらも、93,500ドル付近では底堅い動きを見せている。4時間足ではボリンジャーバンドの収縮が進み、相場の勢いは一時的に低下しているが、エネルギーを溜め込む段階にあると判断できる。
今後は、価格が横ばい推移を続けながら4時間足一目均衡表雲上端、もしくは4時間足中期HMA付近まで近づく展開に注目したい。この水準で下支えされる形となり、さらに日足長期HMAを明確に上抜ける動きが見られれば、上昇余地が一気に広がる可能性が高まる。
エントリー戦略としては、4時間足サポートゾーンでの反発確認と、1時間足レベルでの上昇のダウ理論成立を条件にロングを狙う形となる。利確目標は、広がった価格余地を活かし、日足ボリンジャーバンドアッパーバンド、もしくは99,400ドル付近に設定する。損切りは、エントリー直後の直近安値割れを目安とするのが妥当であろう。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲上端で反発を確認
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足短期HMA付近
- 損切り目安:
- 4時間足一目均衡表雲に価格が入る
イーサリアム(ETH)は現在、日足短期HMAに上値を抑えられているものの、日足レベルでは依然として上昇圧力が残っており、中短期的な上昇トレンドが継続している状況である。一方で、4時間足ではMACDが徐々に上昇の勢いを弱めており、短期的な調整局面に入る可能性も意識する必要がある。
現状では明確なエントリーポイントは形成されていないが、今後4時間足一目均衡表雲上端付近で反発する動きが見られれば、短期的にロングエントリーを狙う場面となる。反発確認後は、日足短期HMA付近までの上昇を目標とし、利確を検討したい。逆に、4時間足一目均衡表雲内へ価格が入り込んだ場合は、シナリオを一旦リセットし、損切り対応を行うべきである。
中長期目線では、1,830ドルから1,860ドル付近に強いレジスタンスが控えており、この価格帯を上限としたレンジ推移が続く可能性も高い。仮にこの上限を突破し、かつ日足一目均衡表雲を上抜けるような展開となれば、長期的な上昇トレンドへの転換も視野に入る局面となるだろう。
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足一目均衡表雲を上抜け
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.5ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを上限としながら、緩やかな上昇を継続している。1時間足長期HMAおよび日足短期HMAが下値を支える形となっており、このサポート帯を維持していることは強気シナリオの下地として機能している。
今後、現在のような状態を保ったまま日足一目均衡表雲を明確に上抜ける展開となれば、上昇の勢いが加速しやすく、中期的な上昇トレンドへの移行が見込まれる。この動きに加えて、1時間足レベルで上昇トレンドが成立すれば、ロングエントリーの根拠が整う形となる。
エントリー後の利確目標は2.5ドル付近を想定し、損切りはエントリー時点での直近安値割れを基準とする。一方、日足短期HMAを下抜けた場合は4時間足長期HMAまでの調整を想定しておく必要がある。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMAから日足中期HMA付近で日足長期HMAと日足一目均衡表雲を上抜け
- 4時間足一目均衡表雲を上抜けしつつ1時間足レベルで上昇トレンド成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足ボリンジャーバンドアッパーバンドから180ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は現在、日足長期HMAに上値を抑えられる展開が続いているものの、日足MACDはデッドクロスしている中でも、押し目形成過程とみなせるチャート構成となっている。このため、4時間足長期HMAから日足中期HMA付近で下支えられ、上昇へ転じる可能性がある点に注目したい。
今後の展開としては、145ドル付近を下限とした横ばい推移が続くか、もしくはさらに下落する可能性がある。こうした状況の中で、4時間足一目均衡表雲を明確に上抜けし、1時間足レベルで上昇トレンドが成立し、さらに日足長期HMAと日足一目均衡表雲を上抜けたタイミングでロングエントリーを検討する。
エントリー後の利確目標は日足ボリンジャーバンドアッパーバンド、もしくは180ドル付近とし、損切りはエントリー時点での直近安値割れを基準に設定する。条件が整えば、中長期的な上昇再開が期待できる局面となるだろう。
関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
関連:ビットコイン、4時間足雲上端で押し目形成の兆し【仮想通貨チャート分析】BTC、ETH、XRP、SOL
- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7