ビットコイン(
BTC)は、約1週間にわたって上値を抑えられていた8万5,000ドル(約1,341万円)を突破し、2日には一時8万7,085ドル(約1,374万円)まで上昇した。オンチェーン分析企業のglassnode(グラスノード)は、8万5,000ドル付近の売り注文が消えたと指摘している。ただし上昇は続かず、CoinGeckoによると3日13時26分時点では8万4,577ドル(約1,335万円)と、24時間で2.3%下落している。
ビットコインの8.5万ドルの売り壁が消滅、glassnodeが板を分析
グラスノードは日本時間2日未明、バイナンスのBTC/USDT現物の板(指値注文)を分析し、上値の売り壁が消えたとXに投稿した。買い手はほぼ1週間にわたって8万5,000ドルを試しては跳ね返されていたが、前日に壁を突破し、残りの売り注文は取り下げられたとみられるという。
同社は、上値の売り板が薄くなったことで、価格はより速く上昇できるはずだとしていた。

同日夜の続報では、8万5,000ドルの売り注文は一部が約定し、残りは取り下げられたため、上値の抵抗はほとんどなくなったと説明した。価格は次に売り注文が集まる8万7,000ドル付近に到達し、この壁の規模は以前の約半分だという。
米雇用統計は2.9万人増、ビットコインは8.7万ドル到達後に反落
米労働統計局(BLS)が日本時間2日21時30分に発表した9月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比2万9,000人増にとどまった。失業率は4.2%で、3月以降は4.1〜4.3%の狭い範囲で推移している。
過去分も下方修正された。7月は2万1,000人増から1万人減に、8月は16万2,000人増から13万3,000人増に改められ、2カ月合計で従来の発表より6万人少なくなった。平均時給は前月比0.1%増の37.81ドル、前年同月比では3.0%増だった。
コインゲッコーによると、3日13時26分時点の24時間の値幅は8万3,898ドル(約1,324万円)から8万7,085ドルで、取引高は417.9億ドル(約6.6兆円)だった。
高値の8万7,000ドル台は、グラスノードが次の売り壁として示していた水準にあたる。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.8円)


