バイナンスラボ、リキッド・ステーキング「aPriori」に投資

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目次

バイナンスラボ、レイヤー1ブロックチェーン「Monad」ベースのリキッド・ステーキング・プロトコルに投資

世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所「BInance(バイナンス)」のベンチャーキャピタルおよびインキュベーション部門である「Binance Labs(バイナンスラボ)」は31日、レイヤー1ブロックチェーン「Monad(モナド)」上でリキッド・ステーキング・プロトコルを開発する「aPriori(アプリオリ)」に投資したと発表した。投資額は非公開。

私たちは@aprmevに投資しました・
aPriori は、Monad 上に MEV を利用した流動性ステーキング プラットフォームを構築しています。

アプリオリは、Miner Extractable Value (MEV) を利用したリキッド・ステーキング・プロトコルを構築し、ガス料金の削減、ネットワーク・トラフィックの最適化、バリデーターへの持続可能なインセンティブの促進により、モナドのネットワークを分散化し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることを目的としている。

今回調達した資金は、開発チームの拡大、研究開発の取り組みを加速し、セキュリティ・プロトコルを強化し、ブロックチェーンのパフォーマンスを最適化してマスアダプションに対応するための取り組みに使われる。

また、アプリオリはバイナンスラボが提供するインキュベーション・プログラムの第6期生であり、同ラボのサポートを受けてきたという。

アプリオリのCEOであるレイ氏は、プレスリリースで次のように述べた。

「アプリオリでは、Monad上でMEVを利用した流動性ステーキングプラットフォームを開発しています。高スループットの並列EVMネットワーク向けに独自に設計された斬新な製品を革新し導入するにあたり、Binance Labsのサポートを得られることを大変嬉しく思います」

アプリオリはこれまでに、Pantera、Consensys、OKX Ventures、Hashed、Arrington Capitalなどから総額1,000万ドル(約155億円)を調達しており、このニュースはそれに続くものだ。これまでの資金調達には多くの投資家が参加しており、このことは彼らのアプリオリへの期待値の高さを示しているといえるだろう。

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参考文献

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この記事を書いた人

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