AVAX One、ナスダック初のアバランチ特化企業として5.5億ドル調達へ

水澤 誉往
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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ナスダック上場のAgriFORCE Growing Systems(アグリフォース・グローイング・システムズ:AGRI)は「AVAX One」に社名変更し、Avalanche(アバランチ)ブロックチェーンのネイティブトークン「AVAX」保有に特化した戦略で約5.5億ドルの資金調達を計画すると発表した。ナスダック上場企業では初のアバランチ専門投資会社となる。

7億ドル相当のAVAX保有を目標

同社はアバランチネットワークの基盤パートナーとして7億ドル相当のAVAXトークン保有を目標に掲げる。資金調達は既に確保した3億ドルのPIPE(私募投資)と追加2.5億ドルの株式連動型商品発行で構成される予定。

AVAX OneのCEOジョリー・カーン氏は「プログラマブル・ブロックチェーンが金融市場の新たな基盤となる中、投資家に直接的なエクスポージャーを提供する」と説明。元シティのマット・ザン氏が会長候補として「オンチェーン金融経済のバークシャー・ハサウェイを目指す」と表明している。

アバランチは高速・機関投資家級プラットフォームで、KKR、アポロ、JPモルガンなどがその上で独自ブロックチェーンを構築している。62億ドルのステーク資産でネットワークを保護し、現実世界資産のトークン化基盤として機能している。

戦略アドバイザリーにはスカイブリッジ・キャピタルのアンソニー・スカラムッチ氏とコインベース・インスティテューショナルのブレット・テジポール氏が参画。パラファイ、ギャラクシー・デジタル、クラーケンなど50超の機関投資家が出資に参加している。

関連:アバランチ財団、暗号資産財務2社設立で10億ドル調達を目指す──ブラックロック採用ブロックチェーンが本格展開=報道

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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