1,000BTC保有計画の着実な進展
東証スタンダード市場に上場する株式会社ANAPホールディングス(コード:3189)は31日、連結子会社である株式会社ANAPライトニングキャピタルを通じて、約3億円のビットコインを追加購入したと発表した。
今回の購入は16.9786BTCで、投資金額は299,999,107円となった。これにより、同社グループのビットコイン総保有数は831.1191BTCに達し、総投資金額は約118億円(11,801,577,242円)となった。平均取得単価は1BTC当たり14,199,621円で推移している。
ANAPホールディングスは今年に入り積極的なビットコイン投資を展開しており、2025年8月期末までに1,000BTC以上の保有を計画している。7月にはビットコイン現物出資による資金調達も実施し、約80億円相当のビットコインを追加取得するなど、革新的なアプローチで業界の注目を集めている。
同社はリスク管理体制も整備しており、ビットコインの運用・管理は連結子会社のANAPライトニングキャピタルが担当し、四半期ごとに時価評価を実施して評価損益を損益計算書に計上する方針を定めている。連結業績に著しい影響が生じる場合には速やかに開示するとしている。
この動きは日本の上場企業によるビットコイン投資の新たな潮流として、仮想通貨業界から注目されており、企業の財務戦略における仮想通貨の位置づけ変化を示すものとして評価されている。
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