東証スタンダード上場のANAPホールディングス(3189)は30日、連結子会社のANAPライトニングキャピタルが9.3999BTCを160,402,179円で購入したと発表した。今回の購入により、同社グループの総保有量は1,111.0229BTCとなり、総投資額は166億2,464万円に達した。
平均取得単価1,496万円で継続投資
今回購入したビットコインは9月30日に取得され、グループ全体での平均取得単価は14,963,368円となっている。同社は9月29日のビットフライヤー終値を基準とした時価評価で、22億2,562万円の含み益を計上している状況だ。
同社はビットコインの購入及び管理について明確な方針を定めており、購入後の運用・管理は連結子会社のANAPライトニングキャピタルが担当している。
財務諸表作成においては、ビットコインの保有残高を四半期ごとに時価評価し、その評価損益を損益計算書に計上する方針を採用している。同社は「今後、連結業績に著しい影響が生じる場合には、速やかに開示いたします」としている。
ANAPホールディングスは女性向けファッションブランド「ANAP」を展開する企業で、投資戦略の一環としてビットコインへの継続的な投資を実施している。