Web3の複雑さを隠し、一般的なクレジットカードの感覚で仮想通貨を使えるTriaカードが話題となっています。
Triaは、自己管理型ウォレットとVisaネットワークを組み合わせた暗号資産担保型カードです。1,000種類以上の仮想通貨を法定通貨として支払える設計で、ガスやチェーンの切り替え操作を意識せず利用できます。
この記事では、Triaカードの特徴や発行方法、使い方、注意点について解説します。仮想通貨を日常で便利に活用したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
仮想通貨カードTriaの特徴

| 名称 | Tria(トリア) |
| 発行体 | Nimbus, LLC |
| サービス開始 | 2025年4月10日発表(プライベートβ) |
| 対応トークン数 | 1,000種類以上 |
| 対応チェーン | Bitcoin、Ethereum、Polygon、Optimism、Arbitrum、Avalanche、Base、Solana、BNB Chain、Monad |
| 年会費 | バーチャル:20ドル(未割引:25ドル) シグネチャー:90ドル(未割引:109ドル) プレミアム:225ドル(未割引:250ドル) |
| 預入限度額 | 1回:100,000ドル 1日:1,000,000ドル |
| 取引限度額 | Triaの規定と担保額に応じて決定 |
| ATM出金手数料 | 出金額の3% + 2ドル(最大) |
| 公式サイト | https://tria.so/ |
| 公式X(旧Twitter) | https://x.com/usetria |
| 公式Discord | https://discord.com/invite/triahq |
| 公式Telegram | https://t.me/usetria |
| アンバサダー登録 | https://ambassador.tria.so/auth/signup?accessCode=ZXLQUU8070 |
| 紹介コード | ZXLQUU8070 |
Triaカードは、Web3が誰でも直感的に使えるUXを提供するインフラを目指すプロジェクト「Tria」が提供する仮想通貨担保型カードです。
専用のスマホアプリを配信しており、Web3に馴染みのないユーザーでも手軽に扱える点が特徴。GoogleやAppleなどのアカウントログインに対応しており、仮想通貨を日常の支払いに自然に組み込むことができます。
また、Triaカードは先物取引やスワップ、ステーキングといったカード決済のみに縛られない機能性も有しています。まさに、取引から決済までをオールインワンで完結できる「スーパーアプリ」と言えるでしょう。
1月30日時点の公開情報によると、Triaカードはすでに35万人超のユーザー数を獲得。カードおよび関連サービスを通じた累計取引ボリュームは1億7,000万ドル超に達し、Web3を実用段階に押し上げる決済インフラとして認知と活用が広がりつつあります。
以下では、Triaカードの特徴についてさらに深掘りして紹介します。
BestPath AVSでガス代やブリッジが不要

Triaカードで支払う際は、ガス代やブリッジの手間がかからないメリットがあります。ガス代やブリッジの手間がないのは、決済処理時に「BestPath AVS」という機能が働いているおかげです。
BestPath AVSは、複数のチェーンをまたいだ全ルートから最適解を計算して実行する役割を担います。ウォレット内の資産をもとに、最も手数料負担の軽いスワップやブリッジの方法を自動的に実行します。
BestPath AVSの処理は内部的に実行されるため、ユーザーがすべきことは提示された金額で支払うことのみ。Triaカード上での複雑な資金移動や手数料を意識せずに支払いを完了できます。
仮想カード・物理カードの2タイプを提供
Triaカードでは、仮想と物理の2タイプのカードタイプを提供しています。
仮想カードは番号やCVVのみ発行されるタイプで、購入後すぐに使える点がメリット。対して実物が届く物理カードは年会費が割高ですが、その分付属する保証や特典内容が充実している点が特徴です。
各種カードタイプの年会費や特典内容の有無は、以下を参照してください。
| 比較項目 | バーチャル | シグネチャー | プレミアム |
|---|---|---|---|
| 発行形態 | 仮想カードのみ | PVCカード(物理)+仮想カード | メタルカード(物理)+仮想カード |
| 年会費(割引) | 20ドル(約3,000円) | 90ドル(約13,500円) | 225ドル(約33,750円) |
| 年会費(通常) | 25ドル(約3,750円) | 109ドル(約16,350円) | 250ドル(約37,500円) |
| ポイント倍率 | 1x | 2x | 3x |
| キャッシュバック率 | 最大1.5% | 最大4.5% | 最大6.0% |
| 1日あたりの取引限度額 | 100万ドル | 100万ドル | 100万ドル |
| 投資・収益アクセス | 最大6% | 最大10% | 最大15% |
| ATM引き出し | 限定 | 1日最大750ドル | 1日最大750ドル |
| 荷物遅延保証 | – | 500ドル | 500ドル |
| 荷物損失保証 | – | 1,000ドル | 1,000ドル |
| 価格保護 | 2,000ドル | 2,000ドル | 2,000ドル |
| 購入保護 | 10,000ドル | 10,000ドル | 10,000ドル |
| ラウンジアクセス | – | ✅ | ✅ |
| Visaラグジュアリーホテルコレクション | – | ✅ | ✅ |
| Visa空港コンパニオン | – | ✅ | ✅ |
仮にバーチャルで初期登録した場合でも、後から上位タイプにアップグレードすることは可能です。まずはTriaカードを体験してみたいという方は、バーチャルから利用検討してみてください。
1000以上の銘柄によるチャージに対応
Triaカードは、1,000種類を超える仮想通貨のチャージに対応しています。
チャージした仮想通貨は、決済時に自動で法定通貨に変換される仕組みになっています。主要な仮想通貨であればほぼチャージできる、変換を行う手間・コストがかからないという点は大きなメリットです。
Triaの対応ネットワーク一覧
- ビットコイン(Bitcoin)
- イーサリアム(Ethereum)
- ソラナ(Solana)
- バイナンススマートチェーン(BNB Chain)
- ポリゴン(Polygon)
- アービトラム(Arbitrum)
- オプティミズム(Optimism)
- アバランチ(Avalanche)
- ベース(Base)
- モナド(Monad)
執筆時点で、Triaプラットフォームが対応しているネットワークは上記のとおりです。2025年12月には、新たにビットコインネットワークが追加され、チャージ対応と決済の幅を広げています。
最大6%のキャッシュバックを提供
Triaカードでの決済により、最大6%のキャッシュバックを受けられる点も特徴です。
キャッシュバックは、Triaカードを利用したすべての買い物が対象となります。なお、キャッシュバック率は利用するカードタイプによって以下のように異なります。
| カードタイプ | キャッシュバック率 |
|---|---|
| バーチャル | 最大1.5% |
| シグネチャー | 最大4.5% |
| プレミアム | 最大6.0% |
キャッシュバックの付与は、「TRIA」のトークン生成イベントから3ヶ月後に予定されています。そのため、現状はカード決済からすぐにキャッシュバックを受け取れません。
ユーザーは執筆現在、キャッシュバック付与予定額をTria上から確認することのみ可能です。
なお、付与されるトークンはTRIAの予定でしたが、USDTまたはUSDCで支払う形への変更がアナウンスされました。ユーザーは価格変動に左右されず、純粋な決済によるキャッシュバックを受けられます。
キャッシュバック倍率を高める仕組みも
Triaカードの「Earn(ステーキング)」でTRIAを預け入れると、その量に応じて最大2%の追加キャッシュバックを受けられます。詳しくは「Earn(ステーキング)」の項目を参照してください。
ネイティブトークン「TRIA」をローンチ
TRIAは、ネオバンク機能とBestPathを横断して機能するネイティブトークンです。
このトークンは単なる投機用ではなく、Triaエコシステム全体における価値の媒体・調整などを担う中核的な存在として設計されています。
主な使い道としては、BestPath上での決済やステーキング担保、ガス代および各種手数料の補助。さらにはプロジェクト運営の意思決定に参加できるガバナンスといった機能性も有しています。
詳しいトークン概要・分布は以下のとおりです。
TRIAのトークン概要
- 総供給量:10,000,000,000 TRIA
- 供給設計:固定供給
- 発行モデル:インフレなし(全トークンはTGE時に事前発行)
- トークン規格:Ethereum(ERC-20)
- 流通メカニズム:ベスティング解除スケジュールのみ
- ジェネシス時流通量:2,188,520,000 TRIA(21.89%)
TRIAのトークン分布
- コミュニティ:41.04%
- 財団:18.00%
- エコシステムおよび流動性:15.00%
- 投資家:13.96%
- コアコントリビューター:12.00%
※コアコントリビューターおよび投資家の配分は、遅延付きの複数年ベスティングスケジュール設計
TRIAは2月3日にトークン生成イベントが実施されており、BybitやKuCoin、Binance Alphaなどの中央集権型取引所(CEX)へ上場を果たしました。現在、Triaアプリ内でもスワップを通じて購入が可能です。
エアドロ報酬に繋がるポイントプログラム
Tria上では、トークン配布と連動した独自のポイントプログラムを実施しています。
このプログラムは、実際のサービス利用に応じてXP(経験値)を獲得し、その成果がTRIAのエアドロップ報酬に反映される仕組みです。主にカード決済やユーザー紹介がXP付与の対象となっています。
1月30日に終了したシーズン1では、1,200万USDT相当の報酬プールが用意され、TRIA総供給量の10%が初回エアドロップとして割り当てられました。
シーズン終了時点でXPとティアがスナップショットされ、2月3日のTGE後から報酬請求が開始。報酬は即時請求可能なリワード、継続利用者向けの「ロイヤルティリワード」のどちらかを選択する形となっています。
続くシーズン2では、XP獲得源がカード利用に加え、先物取引やEarn機能へと拡張されました。またXPは特定行動での固定XPに加え、カードタイプや過去実績などによる利用を加味したXP倍率が導入されています。
これからTriaカードの利用を始める方でも、十分TRIAのエアドロップを受け取れるチャンスがあります。
アンバサダープログラム参加による招待報酬

Triaユーザーはアンバサダープログラムの参加により、自身専用のアクセスコードを発行できます。アクセスコードを使って別のユーザーを招待することで、被招待者の以下の行動に対する報酬が受け取れます。
報酬の対象となる行動
- カード販売
- カード利用
- 取引
- 収益
報酬率を決めるのはコミッションレベルです。自身がカードを多く販売することでBronze、Silver、Goldとコミッションレベルが上昇し、受け取れる報酬の割合が以下のとおり増加します。
| コミッションレベル | 報酬率 |
|---|---|
| Bronze | 20% |
| Silver | 25% |
| Gold | 30% |
また、被紹介者がさらに紹介すると得られる間接コミッションもあり、上記割合の10%が受け取れます。自分が紹介した人数が増えるほど、間接コミッションを受け取るチャンスが大きくなる仕組みです。
シーズン1参加者には追加ボーナスも
シーズン1に参加したアンバサダーには、同期間中に発生したカード販売・利用コミッションをもとにした追加報酬が付与されます。コミッション額とボーナス率は以下のとおりです。
| 総コミッション額 | ボーナス率 |
|---|---|
| 0〜999ドル | 0% |
| 1,000〜4,999ドル | 20% |
| 5,000〜9,999ドル | 30% |
| 10,000ドル以上 | 50% |
初回ボーナスの配布は2026年5月5日となっており、以降は四半期ごとを予定しています。今後シーズン2の開催も想定されるので、ぜひ以下からアンバサダー登録を済ませることをおすすめします。
Triaカードの発行方法【スマホアプリ】
Triaカード発行手順
- 新規アカウント作成
- カードタイプの選択と支払い
- 本人確認(KYC)
- 仮想カードの有効化
- 物理カードの配送先追加
Triaカードは、Triaプラットフォームのサイトまたはアプリで発行できます。どちらで発行しても問題ありませんが、カード関連のすべての機能はアプリでのみ利用できるため、スマホアプリの利用がおすすめです。
以下で、具体的な申請・発行方法を画像付きで解説します。
STEP1:新規アカウント作成
まずは、アプリストアからTria公式アプリをダウンロードし、アプリを起動します。
画面上部から日本語表記に設定後、「はじめる」ボタンをタップ。その後、GoogleまたはAppleアカウントを使用して、新規登録を進めてください。

機能紹介画面が表示されるので、「はじめる」をタップします。その後、Tria上でのユーザー名を設定。利用規約等にチェックを入れて、「アカウントを作成」をタップすれば完了です。

STEP2:カードタイプの選択と支払い
アカウント作成後、カード申請に進みます。まずはホーム画面から「カード」をタップ後、申請したいカードタイプを選択して「今すぐ申請」をタップ。その後、「続行」をタップします。

続いて、自身の居住国を一覧から探してタップ。カード予約画面に移るので、紹介コード入力欄に「ZXLQUU8070」を入力して「適用」、「続行」の順にタップしてください。

注意書きが表示されるので、「続行」をタップ。その後、年会費の支払いに進みます。以下3つの方法のいずれかをタップして支払いに進んでください。

年会費の支払い方法
- Triaウォレットから支払う
- 外部ウォレットから支払う
- クレジットカードまたはデビットカードで支払う
すでにTriaウォレットへ入金済みであれば、Triaウォレットからの支払いがスムーズです。仮想通貨取引所で仮想通貨を保有している場合も、Triaウォレットに送金してこの支払い方法を選ぶのがおすすめです。

MetaMask(メタマスク)やTrust Wallet(トラストウォレット)など、外部の仮想通貨ウォレットに資金がある場合は、ウォレットアプリ経由の支払いも可能です。支払いに使うウォレットアプリを選択し、Triaへの接続と支払いを実行させてください。

クレジットカードで支払う場合は、メールアドレスを入力した上でカード決済を実行します。決済が完了するとプロモーションコードがメールで送られてくるので、購入画面で入力してカードを受け取りましょう。

STEP3:本人確認(KYC)を行う
カード決済を完了後、本人確認(KYC)を進めます。まずは、「KYCを完了」をタップしてください。

必要事項の入力に進みます。以下のとおり、それぞれの入力を済ませてください。

本人確認で入力必須な項目
- 個人情報(氏名、電話番号など)
- 本人確認書類のID番号
- 金銭面の情報(職業、年収など)
- 住所(KYC用)
本人確認書類にはマイナンバーカードや運転免許証、パスポートが利用できます。個人情報を入力する際は、本人確認書類と一致するように入力してください。
必要情報の入力後、アプリ外で書類写真などの追加情報を提出します。「本人確認を完了」をタップし、開いたサイトの右上から日本語表記の言語設定を済ませておきましょう。

その後、追加情報の入力と本人確認等の提出を進めます。画像を参考に手順を進めてください。

追加情報で入力する情報
- 居住国の確認
- 個人情報の入力(重複部分は入力済)
- 本人確認書類の選択
- 書類のアップロード(カメラ撮影)
- 顔の認証(カメラ撮影)
途中でSumsub IDを使用するかどうか聞かれますが、チェックを入れなくても問題ありません。顔の撮影を終えてから数秒~数分ほど待つと、本人確認が完了した旨が画面に表示されます。

STEP4:仮想カードの有効化
審査が完了したあとにTriaアプリに戻ると、即座に仮想カードが発行されます。
「今すぐ有効化」ボタンを押して有効化させてください。有効化するために必要な手順は、いくつか表示されるチェック項目を確認し、署名に同意するのみです。

カードの有効化が完了すると、カードの情報が表示されます。「詳細」ボタンをタップしてカード番号を確認しましょう。この詳細画面では、PINコードのリセットやカードの凍結なども実行できます。

STEP5:物理カードの配送先を追加
シグネチャーやプレミアムを申請した方は、物理カードの配送先となる住所を設定します。まずは、「配送先住所を追加」ボタンをタップしましょう。

続いて、「カード表示名・配送先住所・受取人情報」の順に英語で入力してください。
配送先住所を設定する際は、入力したい場所で「現在地を使用」ボタンをタップするとスムーズです。番地などの細かい部分は、受取人情報を入力するときに修正できます。

入力した内容を確認し、利用規約に同意することで、配送先住所の追加が完了します。

ただし、物理カードの配送には最大で30日かかる点に注意してください。その間は仮想カードを利用できるため、対応する店舗ではこちらで代用するようにしましょう。
Triaカードへのチャージ方法
チャージ手順
- 対応する仮想通貨を購入
- 受取アドレスの取得と送金
- カードに仮想通貨をチャージ
Triaカードで決済を進めるためには、先に仮想通貨をカードにチャージしておく必要があります。カードを利用する前に、上記の手順で支払い準備を行ってください。
STEP1:対応する仮想通貨を購入
Triaカードへチャージする仮想通貨を取引所で購入します。
初めて購入する方は、国内の仮想通貨取引所で開設した口座に日本円を入金し、仮想通貨を購入してください。初心者の方にはシンプルな操作性で扱いやすい、以下の取引所の利用がおすすめです。
おすすめ国内仮想通貨取引所
- GMOコイン
GMOコインは、手数料の安さと取扱銘柄の豊富さで定評のある国内取引所です。特に仮想通貨の送金手数料が無料であるため、海外仮想通貨取引所やMetaMask(メタマスク)などへの送金におすすめです。 - コインチェック
コインチェックは国内でもトップクラスのユーザー数を持つ仮想通貨取引所です。仮想通貨の売買手数料が無料で、積立やレンディングなど豊富なサービスを提供しています。特にスマホアプリの操作性やデザインが高評価で、仮想通貨初心者におすすめの取引所です。 - ビットバンク
ビットバンクは、高いセキュリティと多様な取扱銘柄が魅力の国内仮想通貨取引所です。預かり資産の大半をコールドウォレットで管理し、マルチシグ対応など堅牢なセキュリティ体制を整えています。現物取引に加え、信用取引やレンディングサービスも提供しており、取引スタイルに応じた柔軟な運用が可能です。また、板取引に対応しており、スプレッドが狭く中上級者にも人気です。 - bitFlyer
bitFlyerは、国内最大級のビットコイン取引量を誇る国内取引所です。ビットコインが貯まるクレジットカードや、Vポイント(旧Tポイント)をビットコインに交換できるサービスが評判です。さらに、少額から仮想通貨を手数料無料で購入できる点も魅力です。
国内取引所は、トラベルルールの影響で海外取引所との送金が制限される場合があります。そんなときは、メタマスクなどのプライベートウォレットを経由すれば問題ありません。
購入する仮想通貨は、主要なビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を選べば問題ありません。送金コストを気にする方は、ポリゴン(POL)やソラナ(SOL)を選んでみてください。
なお、ウォレットや取引所ですでに資金を用意している場合は、あらためて購入する必要はありません。
STEP2:受取アドレスの取得と送金
仮想通貨の送金先となるアドレスをTriaアプリ上で取得します。
ホーム画面から「受け取る」をタップ後、対応ネットワーク一覧が表示されます。送金する仮想通貨に対応したネットワークのコピーアイコンをタップし、送金先アドレスを取得してください。

あとは、取得した送金アドレスを元に仮想通貨取引所等から仮想通貨を送金するのみです。Triaでの入金処理完了後、ホーム画面の資産残高に送金額が反映されます。
Tips
送金する仮想通貨とネットワークが不一致の場合は、仮想通貨紛失の元になります。必ずアドレス取得時に双方が一致していることを確認してください。
STEP3:カードに仮想通貨をチャージ
最後に、カード画面の「チャージ」からカードに資金をチャージします。Triaウォレットにチャージ用の仮想通貨を準備したので、入金方法は「Tria Wallet」を選択してください。

Triaウォレットで保有しているトークン(仮想通貨)などが表示されるので、任意のトークンをタップしてチャージする数量を入力しましょう。

チャージした仮想通貨はTria側で自動的にドル変換され、カードにチャージされます。チャージした資金は、保有しているすべてのカードでの支払いに使えるようになります。

Tips
ちなみに、仮想通貨は内部的にはOptimismのUSDTに変換されています。変換する際のブリッジやガス代はTria側が受け持っているので、細かい計算や手間はありません。

Triaカードのその他機能性・使い方
Triaはカード決済のみに留まらない機能性を持っており、特に仮想通貨ネイティブユーザーにとって嬉しい機能をいくつか統合している点が特徴です。
ここでは、Triaアプリ上で利用できる各種機能の概要や扱い方について解説します。
仮想通貨のスワップ
スワップ機能では、手持ちの資産をシームレスに別チェーン上のトークンに交換できます。
ただし、スワップ利用には交換元チェーンのネイティブトークンがトランザクションコストとして必要です。また、ガス代とプラスしてTria料金0.5%の負担が必要になる点も留意しておく必要があります。
スワップを進める際は、ホーム画面から「交換」をタップします。その後、交換元の仮想通貨を表示一覧から選択してください。

ここでは実際に、USDCをTRIAへスワップしてみます。スワップ画面上から交換先をTRIAに設定し、スワップ数量を入力後に「確認」をタップします。その後、「資産を変換」をタップすれば完了です。

先物取引(ベータ版)
Triaではスワップのほか、先物(パーペチュアル)取引のベータ版を提供中です。
最大レバレッジ40倍での取引に対応しており、ビットコインをはじめとした仮想通貨の他、コモディティや株式銘柄など幅広い対応銘柄を揃えています。
先物取引は、Triaウォレットから先物専用アカウントへ資金振替することで取引を進められます。ただし、振替入金・出金の際は1ドル程度のプロバイダー手数料がかかる点に注意してください。
まずは、ホーム画面から「先物取引」をタップします。利用規約等にチェックを入れ、「続ける」をタップすれば先物取引画面に移動できます。

先物取引のチュートリアルが始まるので、「基本をスキップ」をタップ。その後、先物取引ホーム画面から「入金」をタップしてください。

Triaウォレット上にある仮想通貨であれば、どの通貨でも入金可能です。入金数量を設定後、「Review」をタップ。その後、「Add funds」をタップすれば入金処理が完了します。

入金完了後、先物取引に進みます。画面下から任意の通貨をタップしてください。その後、注文画面が開くので各種設定を済ませます。設定できる項目については、以下画像や一覧表を参照してください。

| ① マージンモード | クロス・分離から選択 |
| ② レバレッジ | 任意のレバレッジ倍率を設定 |
| ③ 注文方向 | ロング・ショートから選択 |
| ④ 注文方法 | 成行・指値等6種類の注文から選択 |
| ⑤ 注文数量 | 取引通貨・USDCで設定 |
| ⑥ TP/SL | トリガー価格・%で設定 |
注文設定完了後、画面下の注文ボタンをタップします。確認画面が表示されるので、再度注文ボタンをタップすればポジションを保有できます。

ポジションの決済方法
画面下の「ポジション」タブから「決済」をタップ。その後、決済数量を設定して「成行決済」をタップすればポジション決済が完了します。

Earn(ステーキング)
Earn機能は、特定の仮想通貨を預けて利回りを獲得できるステーキングの一種です。
執筆現在でTRIAをはじめとした4通貨の預け入れに対応しており、それぞれで高い利回りを提供するほか、ステーキングによる特典が用意されています。
TRIAの場合は、ステーク量に応じてSeedからVIP Infinityまでのバッジ特典が付与。追加キャッシュバックや先物取引手数料割引などがバッジティアに応じて段階的に提供される仕組みです。
| Seed | Growth | Momentum | VIP | VIP Infinity | |
|---|---|---|---|---|---|
| 必要保有量 (TRIA) | 5,000 | 25,000 | 50,000 | 250,000 | 500,000 |
| 追加キャッシュバック | 0.25% | 0.50% | 1% | 1.50% | 2% |
| 追加APY | 0.25% | 0.50% | 1% | 1.50% | 2% |
| XPマルチプライヤー | +1x | +2x | +3x | +4x | +5x |
| 先物取引手数料割引 | 1% | 2% | 3% | 5% | 10% |
| ATM手数料割引 | 10% | 25% | 50% | 75% | 100% |
| 旅行キャッシュバック | 0.25% | 0.50% | 1% | 1.50% | 2% |
| エコシステム報酬 | あり | あり | あり | あり | あり |
また、その他対応通貨は、カードタイプに応じてAPYにブーストがかかる仕組みを採用しています。各種APYやブースト率については以下を参照してください。
| 対応通貨 | APY | バーチャル | シグネチャー | プレミアム |
|---|---|---|---|---|
| wBTC | 最大7% | +0.5% | +1.0% | +2.0% |
| USDC | 最大12% | +0.5% | +1.0% | +2.0% |
| AUSD | 最大16% | - | - | +2.0% |
Triaカードでの恩恵を強めたい場合は、TRIAをステーキングするのがおすすめ。2026年10月31日までにステークを行えば、15%の固定利回りでお得に報酬を受け取ることも可能です。
ステーキングを進める際は、ホーム画面から「運用」をタップ。その後、運用したい任意の通貨を選択します。ここではTRIAを選択してステークする手順を紹介します。

その後、「TRIAをステーキング」をタップ。ステーク数量を設定後、「確認」をタップします。

最後に、注意事項に同意のチェックを入れて「入金」をタップすればステーク完了です。

TRIAステーキング時の注意点
wBTCやUSDCなどと異なり、ステーキングしたTRIAは2026年9月30日までロックされます。急遽資金が必要になった時に引き出せない点に注意してください。
紹介コードの確認・取得
自身の紹介コードを通じて他のユーザーがTriaカードを有効化すると、カード販売価格の20%を報酬として受け取れます。紹介を通じて最大45ドルを受け取ることが可能です。
また、ユーザー登録1件につき100XPを獲得できるだけでなく、新たなユーザーがカードを有効化するたびに1,000 XPと+1xのマルチプライヤー(ポイント倍率)を獲得できます。
金銭的な報酬とエアドロップに繋がるXPの両取りが可能なため、ぜひ紹介コードを使って積極的なユーザー招待を進めてみてください。
紹介コードは、ホーム画面の「紹介」をタップすれば確認できます。画面下に紹介コードが表示されるので「コピー」をタップして他のユーザーと共有してください。

Triaカードを利用する際の注意点
Triaカードを発行・利用する際は、以下の点に注意が必要です。特に、手数料や報酬に関する点は理解しておきましょう。
利用額が少ないと年会費で赤字になる

Triaカードを利用し続ける際に、購入額と同等の年会費がかかります。
キャッシュバックやステーキングによって利益を得られるTriaカードですが、利用額が少なければ年会費で支払った支出分をカバーできません。
以下は、各カードのキャッシュバックのみで年会費を超えるために必要な金額をまとめたものです。
| カードタイプ | 必要な利用額(ドル) | 必要な利用額(円) |
|---|---|---|
| バーチャル | 約1,666ドル | 約25万円 |
| シグネチャー | 約3,633ドル | 約54万5,000円 |
| プレミアム | 約4,166ドル | 約62万5,000円 |
なお、今後は利用額によって年会費を免除する仕組みが検討されているようです。まずはどの程度の利用額や頻度になりそうかを押さえた上で、利用するカードタイプを選んでみてください。
日本円支払い時に換金手数料が発生する

Triaカードはドル以外の法定通貨で支払う際、為替や国際取引に関連する手数料が発生します。
規約上の手数料
- 外貨換算に関する手数料:最大3%
- 国際取引として扱われる場合の手数料:最大1%
上記のように定められていますが、実際にどの手数料が適用されるかは、決済通貨・加盟店・決済経路などの条件によっても変動します。
このため、ドル以外で支払う場合は、発生した手数料分だけ実質的なキャッシュバック率が低下します。前項の必要利用額についても、手数料を加味するとさらに多くの決済額が必要な点は注意が必要です。
一方、ドル支払いであれば為替に関する手数料が発生しにくいため、キャッシュバック効率を最大化しやすくなります。Triaカードのメリットを最大限活かしたい場合は、ドル決済が可能なサービスや店舗での利用を意識するのがおすすめです。
Tips
公式サイト上では「Tria側のFX手数料は0%」と説明されていますが、これはTriaが独自に上乗せする手数料がないという意味です。Visaに起因する手数料がゼロになるわけではありません。
担保清算のリスクがゼロではない
Triaカードは、自己管理型ウォレットに預けた仮想通貨を担保として、カードの利用枠が設定される仕組みを採用しています。原則として、担保評価額を超える支払いは承認されません。
ただし、決済後の価格変動や為替・手数料を含む最終清算額の確定タイミングによっては、事後的に担保不足状態となる可能性があります。その際、規約に基づいて担保資産が自動的に売却(清算)されるケースがある点に注意が必要です。
特に、価格変動の大きいアルトコインを担保にしている場合や、利用額に対して余裕の少ない担保設定を行っている場合は、思わぬタイミングで清算される可能性が考えられます。
Triaカード利用の際は、「生活費全てを担保付きで賄わない」「価格変動に耐えられる余裕資金のみを担保にする」といった使い分けが重要になります。



